唯一の『新型コロナウイルス探知犬』バフィーの存在をご存知でしょうか?

なるほど

フロリダの病院でCOVID-19の症例を嗅ぎ分けるヒーロー、探知犬『バフィー』。彼女は、現在アメリカの病院で働く唯一のCOVID-19の臭気探知犬です。

新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の臭気探知犬

今回ご紹介する『バフィー』は、2歳のラブラドール・レトリバーです。

出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/hero-animals/buffy-covid-detection-dog-sarasota-florida

新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)のにおいを嗅ぎ分ける能力に長けた犬たちが、スポーツイベントや空港などで忙しく働いているのをご存知でしょうか。『Doctors Hospital of Sarasota』『Southeastern Guide Dogs』の試験的プログラムは、最終的にウイルスの拡散制御を容易にするかもしれません。

同病院のCEOを務めるロバート・ミード氏は、Daily Pawsに2020年にSoutheastern Guide DogsのCEOであるタイタス・ハーマン氏が、彼らの盲導犬にCOVID-19のにおい検出の訓練をするアイデアを電話で伝えてきたと話しました。

鼻のトレーニングや仕事は、ほとんどの子犬が自然と身につけますが、平均的なわんちゃんは1億~3億個の香り受容体を持ち、1兆分の1単位で香りを識別するため、訓練を受けた犬は信じられないほどの可能性を嗅ぎ分けることができるのだそう。(人間が持つ受容体は約500万〜600万個)

2人は計画を練り、法律や規制の面をクリアした上で、2021年4月にプログラムを開始しました。

「バフィーは、その鋭い嗅覚と穏やかな態度から、参加者に選ばれました。私たちの知る限り、そして公表された報告によると、バフィーは米国内の病院で使用されている唯一のCOVID-19検知犬です」と、ミード氏。

出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/hero-animals/buffy-covid-detection-dog-sarasota-florida

来院者が病院に入るとバフィーのスクリーニングを受けるかどうか尋ねられます。受ける場合は、「サーチ」の合図を受けたバフィーが来院者の足元をさっと歩くのです。COVID-19が検出されると足元に寝そべり合図を送るといいます。そして訪問者は、病院で無料のCOVID-19検査を受けて状態を確認するか、別の場所で自分で検査を受けるかを選択することができるのだそう。

バフィーが検出するのは、人の免疫システムの化学的変化と体がウイルスと闘っているかどうかであり、約95パーセントの確率で正確です。

バフィーは、その症例を発見する能力があるだけでなく、病院スタッフにとって大切なペットセラピーの源にもなっています。バフィーが勤務していないときは、看護師や医師から「どこにいるのか」「いつ来るのか」と聞かれることもあるそうですよ。

バフィーと彼女のハンドラー、毎日一緒に働いている医療関係者のチームには脱帽です。この才能豊かな犬は、私たちの目には確かにヒーローであり、彼女が毎日守り慰めるのを助けるスタッフや患者にとってもヒーローなのです。

出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/hero-animals/buffy-covid-detection-dog-sarasota-florida

こんな記事も読まれています

ゾウの大群に道を譲ったら「ありがとう」と挨拶をしてくれた!賢すぎるゾウに驚愕の声

まるで宝石!「美しい瞳」の猫が神秘的と話題騒然!

Comment