スリランカで捨てられた2頭の子犬。状態も悪く健康上の不安もあったものの、無事に生き延びカナダの家庭へ迎えられました。初めて雪を見た子犬の喜ぶ姿をぜひご覧ください!
生後間もなく捨てられた子犬を保護
スリランカの動物シェルターの前に捨てられていたのは、生後1ヵ月程の2頭の子犬。通行する車に轢かれていても不思議はありませんでした。

出典:https://cdn.jwplayer.com/previews/oJqxf4lv
「このうち『ティル』は、保護された初日からとても人懐こい犬でした。でも翌日、急に具合が悪くなったのです。この子が生き残れるかどうか、わかりませんでした。私は寝ずに看護をして、3時間ごとに薬を与えました。でもある夜、私が指にハチミツを付けて差し出すと、それを舐め始めたのです」

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「それから鶏肉を食べ始めるようになりました。そして徐々に回復していったのです。すごく嬉しそうですね。私の誕生日、ティルは体調も良くなりました。これは私へのプレゼントに違いありません」と、保護主の彼女は語ります。

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「ティルの体調が回復し体重も増えてきたので、今後の幸せな生活のため、飼い主を探そうと考えました。ウェブ上に投稿したビデオに、カナダに住むラグールさんが注目してくれたのです」
そしていよいよ旅立ちの日を迎えました。
「ねえ、今日どこに行くか知ってる? カナダに行くんだよ。新しいパパに会うんだ」
ティルは、20時間かけて航空機でカナダへ渡りました。

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「さあ、今日はティルがやってくる日だよ。準備OKかな?」と、嬉しそうに語るのはティルの永遠の家族になるラグールさんとシャハナさんです。
「うん。ティルのいる部屋を掃除したし、寝床も用意したよ。餌もおもちゃも買ったし。すべてOKだ」と、彼。
「最初に見たとき、想像していたよりずっと小さいと思いました。小さい犬には慣れていないのですが、この犬の場合はすべて完璧です。一目見た瞬間から、すばらしい犬だし、すべてはうまくいくと確信しました」と、ティルを抱き上げるラグールさん。
「この子はカナダで、生まれて初めての経験をたくさんしています。猫に初めて会ったし、初めて自分の寝床を与えられたし。でも最大の出来事は、初めて雪を見たことです」

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「ほら、雪玉だよ」と、差し出された雪に鼻をつけ、身震いするティル。
「外に連れ出すと空を見上げていました。自由にさせると雪の中を走り回っています。たちまち雪が気に入ったようで、ぐるぐる走り続けています」と、ラグールさんは語ります。
これから、ずっと幸せにね!
出典:https://www.thedodo.com/videos/puppy-abandoned-on-the-street-flies-across-the-world-to-meet-his-parents