逃亡してしまった犬を安全に捕まえようと何時間も掛けて追跡を試みても上手くいかない時…あなたはどうしますか?私なら、カウボーイ少年に助けを求める連絡をします。
15歳のカウボーイが投げ縄で犬を救助
ケルシー・シューマッカー氏は今月初め、アイオワ州で救助隊を率いていましたが、その作戦の殆どはなかなか上手くいきませんでした。何時間も掛けて追跡を行っていたものの、彼らが追っている盲目の負傷した犬を保護できずにいたのです。

出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/adoption-stories/youth-rodeo-champion-lassos-frightened-dog-rescue-iowa
その子犬は、人が近づくと怖がって噛み付くため、シューマッカー氏は遠距離救助の方法を考えました。高速道路が近くにあり、安全のために早く任務を終わらせる必要がありました。
「投げ縄は、スリップリードと同じようなものです」
さまざまな救助方法を試しても上手くいかず、人徳的な罠を仕掛けても決して入ろうとしなかった理由、それはこの子犬が『盲目』だったことにあったようです。
アイオワ州北東部ではロデオと美味しいビールが人気で、彼女にもロデオの経験がありました。その発想から一時は「馬を捕まえて自分でやってみよう」と考えたものの、心に決めた何人かに電話を掛けて助けを求めることに。
候補に挙がったのがウィル・ヒンク氏で、彼と彼の義父はすぐに現場へと駆けつけました。

出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/adoption-stories/youth-rodeo-champion-lassos-frightened-dog-rescue-iowa
少年ロデオのチャンピオンであるウィルは、義父が運転するバギーの後部からロールケージに片手をかけて、犬に投げ縄を掛けることに成功!
こうして、バギーの後ろに乗った15歳のカウボーイが縄を取り、仲間の救助隊員が犬を保護することに成功。最終的に必要な医療処置を施すことができたのです。

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それから数週間後、すっかりきれいになったこの子犬は、一時預かりの家にうまく馴染んでいます。この子は、彼をロープでつないだロデオ・ティーンにちなんで『ウィル』と名付けられました。
「彼はまだ信頼することを学んでいるところです。自信をつけるのに必要なことがたくさんあります」
彼はまた、多くの健康診断を受けています。レスキュー隊によると、レントゲン検査で蹄鉄の関節が損傷しており、後ろ足の片方に銃弾の破片があることが判明しました。
まだ体重をかけることができないので、さらなる手術が待っているかもしれません。口も同様で、歯が何本かない。来月には眼科医が視力回復の可能性を確認する予定です。
外での生活で外傷を負った子犬は、さらなる回復と手術の後、永遠の住処を得ることができることでしょう。
「彼にとって、これはたった一つの命なのです」
出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/adoption-stories/youth-rodeo-champion-lassos-frightened-dog-rescue-iowa