『8本脚の鳥』の写真に秘められた真実 世界で最も愛に満ちた目の錯覚がこちら

なるほど

人々に驚きを与えた『8本の脚を持つ鳥』の写真は、最も甘い目の錯覚であることが判明しました。

鳥の足が8本…!?世界で最も甘い目の錯覚

写真家のニール・クーパー氏は、チョベ国立公園のユリ畑を駆け抜けるアフリカジャカナのオスを写真に収めたとき、それはそれは興奮したそう。

 

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一見すると、このふわふわした鳥は長いものと短いもの、合計8本の脚を持っているように見えますが、クーパー氏によると、それはごく自然、つまるところ『普通』のことなのだそう。

そう、クーパー氏は実際に8本脚の鳥を撮影したわけではないのです。彼が撮影したのは8本脚の鳥ではなく、子供を安全に運ぶ父親の姿。ジャカナのヒナの脚は長く、父親の翼にぶら下がるようにしていることで、愛らしい目の錯覚を生み出しているのです。

「大きなメスが卵を産み、父親がヒナを育てるというジャカナの習性は知っていました。私は、父親がユリ畑を横切って小さな命を運ぶような写真を撮ることを望んでいました」

「このお父さんはまさにそれをしたのです。彼がしゃがんだとき、4匹のヒナは彼の翼の下に登りました」

通常、ジャカナの父親はヒナが遊んだり探検したりできるように十分なスペースを与えますが、移動の時間になるとヒナを呼び寄せるのです。そこでヒナたちは休息し、乾き、外敵から身を隠すことができるのです。

 

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「父親が立ち上がると、雛はユリの花の上に着地して、すぐに去っていきます」

しかし、ジャカナの父親がヒナから遠く離れることはありません。生後数ヵ月の間、父親はヒナに採餌や潜水を教え、そしてもちろん、温かい抱擁で安全な場所まで運んでくれるのです。

https://www.thedodo.com/daily-dodo/photo-of-bird-with-8-legs-turns-out-to-be-the-sweetest-optical-illusion

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