愛犬『ベル』と、愛猫『ベアズ』は大の仲良し。互いが病気の時は気遣って慰め、元気な時はいつも一緒に遊んでいます。この犬と猫は、兄妹として強い絆と愛情で結ばれているのです。
療養中の親友を慰めるベル
最近、猫のベアズは動物病院で簡単な手術を終え、首にエリザベートカラーを装着して自宅へと戻って来ました。そのため、飼い主のエミリーさんはベルが傷口に触らないよう、ベアズを隔離したのです。
出典： https://www.thedodo.com/videos/giant-dogs-emotional-support-animal-is-a-cat
「でも10分もしないうちに、柵ごしにお互いの鼻と鼻をこすり合わせるようにして、執拗に会いたがりました。犬のベルは、ベアズの身に異変が起きたことを心配し、慰めたがっているのです。仕方なく柵を外して会わせてあげると、さっそくベッドの上でベルがベアズの顔を舐め、寄り添っていました。ベルは優しくて温和な犬です。ベアズが病院から帰宅した時、すぐに何が起こったのかを理解したようです」
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実はベアズは動物病院が大の苦手。だからエミリーさんが車で連れて行く時も、ベルに付き添いをお願いしたのだとか。そうすることで、ベアズもすぐに落ち着きを取り戻すことができました。
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待合室で待つ間、ベアズはべアのまわりをグルグルと歩き回り、お互いに何かを意思疎通しているかのうように見えたそう。きっと人間には分からない、犬猫兄妹だけに通じる方法なのでしょうね。
1年前に子犬だったベルをお迎えした時、エミリーさんは「ベアズが受け入れるか」を心配したのだそう。しかし、初めて出会った瞬間、その考えは杞憂だったことが証明されたのです。興味深げにベルに近寄って行ったベアズは、首を下げて、ベルの鼻先に頭を押し付けました。
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「ベアズが犬にこんな優しい態度をとったことはありませんでした。きっと『この犬は自分の妹になる』とわかっていたのでしょう」
成長するにつれて、ベルはベアズと盛んに遊び始め、共に楽しい時間を過ごせるように。ふたりは完全な「きょうだい」として強く結ばれました。
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ベルが膝の大手術を受けることになった時も、ベアズはベルのそばに横たわり決して離れず、ずっと慰めていたそう。そして今回、首にエリザベスカラーをつけた状態のベアズを、ベルが優しく慰めました。それは愛情と共感を強く印象付ける姿です。
この2匹がお互いを愛し、理解し、慰め合う姿には、周囲も感動します。
「これほど強い絆で結ばれた犬と猫を目のあたりにできることを、とても幸運だと思っています」
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