子犬工場から救出されたビーグル親子 苦しむ母犬を救った耳の聞こえない大型犬

悲しい

子犬工場から保護された後、一時預かり宅に向かった母犬と子犬たち。人に慣れず殻に閉じこもる母犬に代わり、熱心に乳母を努めたのは、心優しい大型犬でした。

子犬工場からの救出!ビーグル親子を支えたのは…

保護されたビーグル家族を自宅に連れ帰ったエリーさん。母犬のバターは酷く怯えた状態で自分の殻に閉じこもり、人と目を合わせようともしませんでした。無理もありません、彼女は子犬の生産工場で、繁殖だけのために飼育されていたのですから…。

出典:https://www.thedodo.com/videos/100-pound-dog-is-the-perfect-nanny-to-tiny-beagle-puppies

バターには7頭の子犬がいます。本当は子犬たちの世話をしたいものの、人間たちが恐ろしくて体を動かせない状態でした。それを見てとり、ひと肌脱いでくれたのは、彼女の愛犬『ジャスミン』でした。

ジャスミンは耳が聞こえません。子犬が大好きな彼女ですが、不本意ながらも大きな吠え声で驚かせてしまうこともこれまで度々あったのだそう。しかし、子犬には優しいと知ったエリーさんは、これまで預かった子犬たちをそばに置いて経験を積ませてきたのだとか。

出典:https://www.thedodo.com/videos/100-pound-dog-is-the-perfect-nanny-to-tiny-beagle-puppies

その甲斐あって、バターの子供たちはジャスミンに甘えるように。どうやら彼女自身も『乳母役』が気に入ったようで、子犬たちが庭で遊ぶのを見守ったり、同じクッションに一緒に横たわったりして、小さな子犬たちを懸命に世話してくれました。

「ジャスミンが床に寝ころぶと、子犬たちはすぐに体に乗って遊んでいます。大きな体を探検するのが楽しいのです。『ジャングルジム』みたいな存在だと思っているのかもしれませんね」

出典:https://www.thedodo.com/videos/100-pound-dog-is-the-perfect-nanny-to-tiny-beagle-puppies

ジャスミンは決して子犬たちから目を離しません。朝起きると、ジャスミンは養育室にいる子犬たちの元へ駆け付け、それぞれの状態を確認します。

献身的な乳母のお陰で自分の時間ができたバターは、徐々に心を開くようになりました。エリーさんについていて行くとおやつが貰えることも理解したようで、よく彼女のそばにいるようになりました。呼ぶと嬉しそうに駆け寄り、抱っこもさせてくれるように!

出典:https://www.thedodo.com/videos/100-pound-dog-is-the-perfect-nanny-to-tiny-beagle-puppies

やがて子犬たちには素晴らしい家庭が見つかり、全員が無事巣立っていったのです。バターはジャスミンにとても感謝しているようで、現在2頭はとても仲良しなのだそう♡

まるで別の犬のように明るく活発になったバターに、愛情豊かな家族を見つけてあげたいと心から願うと、エリーさんは語られています。

出典:https://www.thedodo.com/videos/100-pound-dog-is-the-perfect-nanny-to-tiny-beagle-puppies

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