特別なニーズを持つ犬は、生涯の伴侶となりうるということを伝えたい。右目を失ったトイプードルとオージーのミックス犬『スターダスト』はその一例です。
『ハンデ』ではなく『個性』として
『Puppy Bowl XIX』では、120頭以上の子犬と数匹の子猫が、3時間にわたってミニチュア・フットボール・フィールドで遊び、転がり自由気ままに過ごします。子犬たちの中には、特別なニーズを持つ子たちがも居ることにすぐに気がつくことでしょう。
ジョーイは前足がありません。ミコノスには口蓋裂があります。スターダストは右目を失いました。他の何匹かの子犬は聴力を失っています。合計すると、11匹のパピーボウルの参加者が特別なニーズを持つことになります。
コネチカット州『Danbury Animal Welfare Society』の開発・マーケティング部長であるAlice Meenan氏は、「私たちは、このイベントの中で、特別なニーズを持つ子犬に焦点を当てた部分があることを気に入っています。彼らはとても愛情深いのです」と、語ります。
『スターダスト』ともう一匹の子犬『ダコタ』は、今年のパピーボウルでダンベリー組織を代表し、アニマルプラネットに登場したのだそう。
スターダストは、ウェストバージニア州で保護されました。彼女と他のメンバーは重傷を負い、目の摘出が必要に…。Meenan氏によると、犬たちがどのように傷ついたかは不明であるものの、悲しいことに1頭の子犬は命を落としてしまったといいます。
スターダストは幸いにも一時預かり宅で回復。日曜日にはこの遊び好きな子犬の「負けず嫌い」な一面を見ることができるかもしれないと示唆しています。
このように特別なニーズを持つ犬たちも、生活環境が合えば、永遠の友となることができるのです。
「彼らと同じように、あなたにもメリットがあるのです」
もちろん、ニーズに応えるためには忍耐や金銭力、労力、思いやり…さまざまなものが必要なのは事実です。しかし、ハンデがあるからといって永遠の家族を諦めることを強いることはないと、多くの保護団体が尽力されていることだけでもぜひ1人でも多くの方に知って頂きたいですね。
出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/feel-good-stories/stardust-one-eyed-dog-puppy-bowl