作者不明とされていた詩『虹の橋』60年越しに原著作者が発覚

なるほど

毛皮を纏った大切な家族がこの世を去る時、大きな悲しみや虚無感に襲われる『ペットロス(症候群)』に苦しむ飼い主は少なくない。そんな飼い主に対し、数十年に渡り贈られてきた詩『虹の橋』をご存知だろうか。

『虹の橋』の原著作者が発覚

海外のみならず、日本国内においてもペットを見送った飼い主の心を支えてきた『虹の橋』と呼ばれる詩。ペットロスに苦しむ多くの飼い主の心を支え、救ってきたこの詩は数十年もの間、作者不明とされてきました。

これまでに自身が原著作者であると主張する人物は複数人存在したものの、いずれも特定にまでは至らず。しかし、美術史家で愛猫家であるポール・コウドゥナリスさんの調査により、真の原著作者が発見されたというのです。

出典:https://www.orderofthegooddeath.com/article/the-rainbow-bridge-the-true-story-behind-historys-most-influential-piece-of-animal-mourning-literature/

原著作者は、イギリスのスコットランドで暮らす82歳の女性『エドナ・クライン=レキ』さん。

虹の橋が誕生したのは、1959年のこと。エドナさんにとって初めての愛犬だった『メジャー』が亡くなった時、「彼女の死について何か書き留めておかなければならない」そう感じたことがきっかけだったのだそう。

出典:https://www.orderofthegooddeath.com/article/the-rainbow-bridge-the-true-story-behind-historys-most-influential-piece-of-animal-mourning-literature/

ふと思い浮かんだ「虹の橋(Rainbow Bridge)」という言葉を元に原案を完成させたエドナさんは、家族や数人の友人に共有。後にパートナーとなったジャックさんに見せた際、「この素晴らしい詩を出版するべきだ」と提案されたものの、エドナさんは「この詩は、メジャーと私のプライベートなもの」とし、公にすることを望まなかったのです。

しかし、ジャックさんはこの素晴らしい詩は人々に伝えるべきとエドナさんを説得、身近な友人にそのコピーを共有したのだそう。そこで胸を打たれた人々が、さらに誰かに共有することで、詩はまたたく間に世界中へ知られることとなりました。

出典:https://www.orderofthegooddeath.com/article/the-rainbow-bridge-the-true-story-behind-historys-most-influential-piece-of-animal-mourning-literature/

それ以降、その著作権を巡る問題が勃発したり、米国著作権局が声明を発表したり…今となっては日本国内でも共有される程までになっていることをスコットランドで暮らすエドナさんは全く知らなかったのだとか。

60年越しに原著作者が発覚した『虹の橋』。これからも長い歴史を経て多くの飼い主たちの心の拠り所となることでしょう。

虹の橋(訳文)

天国に向かう手前には、虹の橋があります。
あなたが大切にしていた特別なペットが亡くなると、この虹の橋のたもとにやってきます。

虹の橋のたもとには、ペットとその仲間たちが一緒に走ったり遊んだりできるような牧草地や丘があります。
食べ物も水も日差しもたくさんあり、友達は暖かくそこは快適です。

病気で年をとったすべての動物は、そこにいると健康と力を取り戻し、傷ついた動物は元気になり、再び強くなります。

あなたのペットはとても幸せで満足しているけれど、天国に行く前に1つだけ思い出すのです。それは、自分を大切にしてくれたあなたを残してしまったこと。

ペットにとってもあなたは特別だったから、会えなくなってとても寂しいのです。
でも、ある日突然ペットが立ち止まって遠くを見ます。

そこには、あなたがいます。あなたの姿を見たペットの目は明るく輝き、体は喜びで震えます。
仲間からはなれて、全力で草の上を駆けて走ってきたペットとあなたは、再会することができたのです。

あなたとあなたの特別な友達がついに会った時、あなたはうれしさでいっぱいになってペットを抱きしめ、二度と離れることはありません。

あなたの手は再びペットの頭を抱きしめ、再び信頼できる目を見つめ、互いに涙します。

長い間離れ離れになっていたけれど、ペットがあなたの心から離れることはありませんでした。そして、一緒に虹の橋をわたっていくのです。

出典:https://www.orderofthegooddeath.com/article/the-rainbow-bridge-the-true-story-behind-historys-most-influential-piece-of-animal-mourning-literature/

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