ロシアがウクライナに侵攻してから1年が経った今、状況は依然として大きな変化は見られず、今後の見通しも不透明です。そんな中、人々と同様に動物たちも多大な被害を受けています。住処もない、食料もない動物たちを救うべく、多くのウクライナの人々が立ち上がりました!
住処も食料もない動物たちを救うウクライナの英雄たち

出典:https://www.boredpanda.com/animal-rescuers-inspiring-stories-red-shed-ukraine/
ウクライナでの戦争が始まり、すでに1年が経過しました。多くの人々が被害を受けている中、人々と同じように動物たちもまた多大な被害を受けています。
そんな動物たちを救うべく『The Red Shed』は、現地のウクライナの人々と協力し、動物たちをできる限り救う活動を開始。

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団体の活動に多くの賛同、協力が寄せられることになったのです。例えば、オレナという女性は昨年32頭のわんこたちを保護していましたが、現在は88頭もの彷徨えるわんこたちを保護し、早朝から深夜まで彼らのお世話をしています。
毎日1人で彼ら全員のお世話をしているオレナさんは、「とても大変なことだけれど、彼らはすでに私の愛犬であり、今では彼ら全員を愛している」と、語っています。以前は自分の愛犬ではなかったわんこたちにも、等しく愛情を注ぎ、戦禍であってもお世話をし続けるその愛情深さに脱帽ですね。

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また、エコラゲッジバッグ会社を創設していたヴァレンティナさんは、戦争が始まってからさまざまな動物救助活動に携わってきました。現在は動物救助をしている人々に必要な支援を届けるため、The Red Shedのお手伝いをしているのだそう。
ヴァレンティナさんは「行動は生きることであり、最も重要なことはできる限り多くの善行をやってのける努力をやめないことです」と、話します。

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そして、ユージーンさんは元々コンサートプロモーターを行っていた男性です。コロナウイルス感染拡大後に仕事を再開する予定だったそうですが、戦争によって将来が不透明な状態に。そこで彼は広告を見て動物救助ボランティアチームに参加したのだそうです。
ユージーンさんは犬ほど猫が助けられていないことに気づいたため、猫たちを中心に保護し、シェルターを設置することを決めました。保護した猫たちに愛情を注ぎ、緊急性の高い症状が見られた場合は、獣医師に診てもらい、指示に従いながら懸命にお世話をしています。
「昔の仕事が恋しいのは本音だけれど、今、自分が取り組んでいる仕事も大好きだよ」と、語っています。

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他にも多くのウクライナの人々が動物救助に手を差し伸べており、自身も非常に苦しい状況下に置かれながらも動物を保護し、ごはんを与えるなどお世話をしています。
『The Red Shed』は、資金面や食料面、交通手段や理ホーミング、獣医ケアなど多くのサポートを行っています。
「真の英雄は困っている動物たちを諦めずに助け続けてくれたウクライナの人々です」
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