ウィスコンシン州で暮らすエミリーさんは、日々動物救助を行っています。ある日、栄養失調状態にありそうな子猫がいるとの連絡を受け、すぐさま現場に急行。
そこにいたのは、あまりにも可哀想な状態で母親と離れ離れになってしまった小さな子猫でした。
母と離れ離れになった子猫は人の温もりで回復!

出典:https://www.lovemeow.com/kitten-meal-day-hungry-orphaned-2658996886.html
ウィスコンシン州で暮らす動物救助を行っているエミリーさんは、ある日「栄養が取れていない子猫が路上に置き去りにされている」との連絡を受け、早速現場へ急行しました。
寒空の下で置き去りにされてしまった子猫は、食糧にありつけていないのか痩せ衰えており、ボサボサの被毛にはノミがはびこっている状態だったそうです。
また、鼻と目からは分泌物が出ていたため、なんらかの感染症を患っている可能性が疑われました。
すぐに家に連れ帰ろうとエミリーさんが抱き上げると、子猫は叫び声に近い鳴き声をあげ続けたそうです。しかし、哺乳瓶に子猫用のミルクを入れて口元に持っていってあげると、すぐに大人しくなり、夢中になるように飲み干してくれたといいます。
「生きたい」という強い意志を感じたとエミリーさんは語っています。

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その後、『エッグノッグ』と名付けられた子猫は、暖かいエミリーさんのご自宅でケアを受け、安心して過ごしながら回復を待ちました。適切な治療を受け続けたことで、エッグノッグは徐々に回復していったといいます。
上気道感染症も治ったため、呼吸もしやすくなったエッグノッグは、よりたくさん与えられるミルクを飲めるようになりました。そのおかげで栄養失調状態も回復し、2週間後にはミルクではなく、普通のごはんを食べられるようになったのです。
しかし、エッグノッグはエミリーさんと出会ってから愛情をたっぷり注がれていたため、まだ赤ちゃん気分が抜けません。まるで「自分は赤ちゃんです」というようにミルクを欲しがるのだとか!
また、成長に従い、徐々にエッグノッグ自身の性格が現れ始め、それと同時にエミリーさんの自宅で暮らしている先住猫ちゃんと一緒に遊ぶことを好むようになったといいます。

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一度は母猫と離れ離れになってしまい、孤独の中、飢えや感染症に苦しんでいたエッグノッグ。しかし、エミリーさんと出会い、たっぷり愛情を注がれながらお世話されることで、人の温かさを知り、甘えることを覚えたのでしょう。
現在も彼は、エミリーさん宅の猫さんと一緒に遊んだり、窓から人々を見て楽しんだりと、猫らしく生活を謳歌しているそうです。きっと今後も自分なりの楽しい遊びを見つけてくれることでしょう。
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