アーリントンの動物福祉連盟に所属している一時預かりボランティアのアサさんは、ある時、2匹の子猫を引き取ることになりました。彼らは警戒心が強く、怯えた様子を見せていたそうですが、徐々に環境に順応し、心を開いてくれるようになりました。
そんなある日、新たに保護された新入りさんがやってきたのです。
警戒心MAXだった子猫姉妹が人や他の動物を愛するまで

出典:https://www.lovemeow.com/kittens-trust-befriends-wobbly-bunny-2659311095.html
アーリントンの動物福祉連盟に所属している一時預かりボランティアのアサさんは、ある時、2匹の子猫を引き取りました。最初は警戒心が強く、威嚇態度を見せたり部屋の端っこで怯える様子を見せたりしていた子猫たちは、一切アサさんと目を合わせようとさえしなかったといいます。
それでも忍耐強く彼らが心を開いてくれることを待ちながら、快適な環境を提供し続けたアサさんに、徐々に心を開いていった「ワサビ」と「キムチ」。
1週間後には部屋を探索し始め、食べ物やおやつを欲するように喉を鳴らすようになりました。

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さらに、キムチはアサさんの後を追うようになり、それを見たワサビも一緒になって行動するように!2匹の姉妹子猫はお互いに助け合いながら、アサさんの愛情を受け入れ、人間からの温もりを信じようと頑張ってくれたといいます。
そして3週間後、とうとうワサビがアサさんに近づき、顔を擦り付ける仕草を見せてくれたのです!これは「あなたが大好きです」「信頼しています」の証ともいえる行動。
それ以来、2匹の子猫はアサさんを信頼し、友好的な態度を見せるようになったといいます。

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そして彼らの一時預かりさんとなってから1ヶ月後、新たに保護された新入りさんがアサさんの元へとやってきます。その子は小さな体で生まれた3歳の「クマール」というウサギさんでした。
クマールは神経系に問題を抱えていたため、体が傾いてしまうなどの症状が見られ、特別な支援が必要です。転ばずに動き回ることが難しく、移動に苦労するようですが、それ以外は至って健康的で普通のウサギの男の子だといいます。

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すでに愛情を受け入れていた子猫姉妹は、どちらもクマールを温かく迎え入れ、クマールに甘えるような様子さえ見せたのです。彼が動きやすいよう足場を探していると、一緒に見守るために近くに居座ったり、ソファの上で一緒にくつろいだりと可愛らしい光景を見せてくれるようになりました。
クマールも子猫姉妹と遊ぶことを楽しんでいたようで、お互いに毛繕いをしたり、子猫に関してはクマールの真似をして干し草を食べようとしたりすることもあったのだとか!

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しかし、アサさんは一時預かりさんです。喜ばしいことに子猫の姉妹を一緒に引き取ってくれるという里親さんが見つかり、彼女たちが旅立つ日がやってきました。
新たなお家へと向かう前夜、クマールとキムチは一緒に隣り合ってお昼寝をし、ワサビはアサさんの膝の上に乗って、まるで「ありがとう」と伝えるように絶え間なく喉を鳴らしてくれたのだそうです。

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アサさんは「2匹が信頼することを学んでくれたことを誇りに思います。現在、彼女たちは安全で愛情を注いでくれるご家族のもと、屋内で成長し続けているそうです」と、語っています。
一方、クマールは素敵な家族との出会いを待ち望んでいる状態です。きっと愛情を注ぐことを姉妹から教わったクマールも、素敵なご家族との縁を結ぶことができるでしょう。
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