猫のレスキュー団体『Chatons Orphelins Montreal』を運営しているセリーヌさんの元に、助けを求めるかのように現れた1匹の野良猫。どうやら感染症を患っている様子の彼を保護するため、ごはんを与えながら保護を試みます。
最初は警戒心の強かった野良猫さんでしたが…。
警戒心の強かった野良猫さんが心を開くと…?

出典:https://www.lovemeow.com/cat-balcony-new-life-supervisor-2659305378.html
1年以上前、猫のレスキュー団体『Chatons Orphelins Montreal』を運営しているセリーヌさんの自宅ベランダに、1匹の長毛の野良猫さんが彷徨い入ってきました。
どうやら、セリーヌさんが地元の野良犬たちのために用意していたごはんを目的にやってきた野良猫さんは、重度の感染症を患っているのか、口を閉じることができない状態だったといいます。
また、被毛はツヤがなく汚れで覆われている状態だったため、セリーヌさんは保護することを決意。

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しかし、長年野良猫として生きてきた猫さんは、強い警戒心を持っています。そこで、毎日ごはんを与え続けて少しずつ信頼を勝ち取り、「そろそろかな」というタイミングでトラップを設置。見事、保護することに成功したのです!
その後、彼は獣医師の元へと運ばれ、体の状態を診察、検査してもらいました。すると、セリーヌさんの予想通り感染症を患っており、治療のためには悪い状態の歯をすべて抜き取る必要が出てきたのです。

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結果として、ダマになった毛やツヤの無くなった毛を剃り落とし、悪い状態の歯をすべて抜き取ることで、より快適に食事を楽しむことができるようになった野良猫さん。歯はほとんど残っていない状態だといいますが、それでも以前よりさらに食欲が増したといいます。
そんな彼に、スタッフや獣医師たちは愛情を込めて『ラッキーユー(Luckyou)』と名付けました。すでに推定7歳を超えていると思われたラッキーユーは、里親さんに引き取られるまでの間、団体で預かることに。

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最初は警戒心が強かったラッキーユーでしたが、安全な場所であることを理解すると、少しずつ態度が軟化していき、とうとうスタッフたちの愛情を受け入れるような様子を見せ始めたのです。
人を信頼した後の彼の態度は一変!スタッフたちの注意を引こうと甘えてみたり、大きな声で喉を鳴らしてみたりと可愛らしい様子をたくさん見せてくれるようになりました。
さらに食べることに執着心の強いラッキーユーは、スタッフたちが食事をしていると、必ず近くにやってきてその様子をじっと見つめているのだとか…。
「彼がこっそり盗み食いするかもしれないので、食べ物をお皿の上に置いたままにしないでくださいね」と、セリーヌさん。

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他にも、彼は日中にソファでゴロゴロとリラックスしたり、やってきた人々にハイタッチしてコミュニケーションを図ったりと、驚くほどの社交性を見せています。
すでに里親さんに引き取られる準備が整っているというラッキーユー。今は愛情深く包み込んでくれる里親さんに巡り合うことを心待ちにしているといいます。
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