極小サイズで生まれたウサギ『タイニー・ティム』の大冒険

感動

同時に生まれた赤ちゃんウサギの中で、一際小さな体を持つ子がいました。極小サイズで生まれてきた小さなウサギ『タイニー・ティム』の物語。

極小サイズで生まれてきた『タイニー・ティム』

「このウサギは、極小サイズで生まれてきました。だから『タイニー・ティム』(ちびのティム)という名前をつけたのです」

出典:https://www.thedodo.com/videos/tiny-bunny-is-so-much-smaller-than-his-baby-siblings

そう語るのは、生まれたウサギたちの世話を担っているマディーさん。一緒に生まれたほかの赤ちゃんたちの体は、この子よりずっと大きいのです。

体が小さいせいで、母ウサギからミルクを飲む時も、ほかの子に押しやられてしまうのです。そこでマディーさんは哺乳瓶でミルクを与えることに。栄養を摂ることは、ティムの成長に欠かせないことです。

毎日ティムの体重を測定するものの、なかなか思うように増えていきません。50gという数字を見れば、ティムが小さなことは動画越しでも分かる程…。

出典:https://www.thedodo.com/videos/tiny-bunny-is-so-much-smaller-than-his-baby-siblings

でもミルクをもらっているティムは、とても嬉しそうで生きる活力が漲っていました。両手をフミフミしながら、一生懸命にミルクを飲み、やがて体重が1.36キロに増えたときは、みんなが大喜びでした。

体が成長してくると、きょうだいウサギたちとも遊びたくなったティム。でも自分の2倍ほども大きいウサギについていくのは大変。寝床から跳び下りて出かけるきょうだいの後を追う体力は、まだありません。

それでもティムは諦めませんでした。とにかく毎日しっかり食べ続けたのです。そのお陰で、ソファの上によじ登って、室内の探検ができるようにまで成長。段ボールの箱から外へとジャンプもできるようになり、お風呂に浮かべた洗面器の船に乗って航海することだって、ぜんぜん怖くありませんでした。

やっときょうだいたちと遊べる体力を得た頃には、きょうだいウサギたちは成長してしまって、遊びへの感心が減ってしまったよう…。

出典:https://www.thedodo.com/videos/tiny-bunny-is-so-much-smaller-than-his-baby-siblings

しかし、心配ご無用。同居する大型犬『ドゥードルズ』が相手になってくれるのです。とても優しいドゥードルズ。もちろん、ティムが頭によじ登っても大丈夫。追いかけっこをしたり寝ころんだりして、仲良く遊んでいます。毎日新しい冒険にチャレンジしながら、一緒に楽しい時間を過ごしているのです。

出典:https://www.thedodo.com/videos/tiny-bunny-is-so-much-smaller-than-his-baby-siblings

やがてこの家に、小さな犬2頭が預けられてきました。ティムはもうこの家で最小サイズではありません。子犬たちをかわいがって、お兄さんらしく一緒に遊んであげていますよ!

極小サイズだったティムは、やさしいマディーさんたちの献身的な世話で、一人前のウサギに成長しました。これからは明るい未来へ向かって、新たな挑戦を始めるのです。

出典:https://www.thedodo.com/videos/tiny-bunny-is-so-much-smaller-than-his-baby-siblings

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