『そこは君の家じゃないよ!』スニーカーを棲家にしてしまったのは…?

スニーカーに棲みつくヘビ なるほど

ある日、オーストラリアのある住宅で驚きの光景が目撃されました。なんと住人が玄関に置いていたスニーカーの中に、オーストラリアンカパーヘッドという種類の野生ヘビが入っていたのです!まるで「僕の家だよ」とでも言うかのように居座るヘビに退去してもらうため、住人はヘビに関する専門チームに連絡しました。

まるで自分の棲家のようにスニーカーに居座るヘビ

スニーカーに棲みつくヘビ

出典:https://www.thedodo.com/daily-dodo/rescuer-finds-snake-coiled-inside-shoe-and-is-surprised-by-how-big-he-is

ある日、オーストラリアのとある住宅で住人が驚きの光景を目撃。なんと玄関の内側に置いていたスニーカーの中に、野生のヘビが侵入していたのです!

オーストラリアンカパーヘッドと呼ばれる種類のこのヘビは、凶暴性は低いものの猛毒を持つ種類なので、素人が下手に触れてしまうと危険。しかし、まるで「僕のお家だよ」と当然のような顔でスニーカーの中に居座るヘビには、適切な場所へと帰ってもらわなければなりません。

そこで、住人はヘビに関する対応を専門に行っている『Hodgsons Snakes Rescue and Removal』に連絡。

連絡を受けて到着したスネークハンドラーは、現場に到着してその光景を見た時「あぁ、居心地がよかったんだろうな」とすぐにわかったといいます。ヘビは薄暗く狭い場所を好むため、スニーカーの中が魅力的だったのでしょう。

体長1m50cmほどのヘビ

出典:https://www.thedodo.com/daily-dodo/rescuer-finds-snake-coiled-inside-shoe-and-is-surprised-by-how-big-he-is

その後、こちらのスネークハンドラーの方が適切な方法でヘビをスニーカーの中から外へと出してあげた時、その姿に魅了されてしまったといいます。なんと30cmほどのスニーカーの中に入っていたのは、全長1m50cmもある大きなヘビだったのです!

元々攻撃性の低いヘビではありますが、毒を持っているため慎重に作業を進めなければいけません。静かにスニーカーを持ち、ヘビを捕獲するためのバッグに入れるため、少しだけ刺激を与えて出してあげたそうです。

思った通り、攻撃性の低いヘビは大人しくバッグの中へと収まってくれたため、事態は収束。その後はヘビにピッタリな住宅から遠く離れた小川の安全な場所で放されたといいます。

スネークハンドラーは、このようにヘビが出没する場所では、靴を靴箱など高い場所に保管し、正面玄関や裏口の両側には、90cmほどの空きスペースを設けることをおすすめしています。この対策により、ヘビは空きスペース部分が最適だと居座りやすくなるため、住人も刺激することなく安全に目視しやすくなるからです。

ヘビは人間にとって害をなす存在とされやすいですが、野生界では重要な守るべき生き物に値します。できる限り殺処分せず、お互いにとって安全安心に暮らせる環境で共存できることをハンドラーの方々は願っています。

出典:https://www.thedodo.com/daily-dodo/rescuer-finds-snake-coiled-inside-shoe-and-is-surprised-by-how-big-he-is

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