南フロリダの道路を彷徨っていたところを保護された4歳のアメリカンブルドッグミックス『サマンサ』。人から愛されることに不信感を持つようになってしまった彼女が手に入れた幸せ。
長年愛情に恵まれず、徐々に生まれた不信感
出典：https://www.thedodo.com/daily-dodo/heartbroken-shelter-dog-is-near-tears-while-waiting-for-a-forever-home
南フロリダの道路を彷徨っていたところを保護された4歳の『サマンサ』は、マイアミデイド動物サービスに保護されて以来、必要な医療ケアを受けてきました。
健康状態も悪くなかったため、すぐにサマンサは里親に迎えられる準備が整ったものの、養子縁組リストに仲間入りしてからもなかなか新しい家族と出逢えなかったといいます。
元々悲しげな様子を浮かべていたサマンサ。時間が経てば経つほどその表情は曇り始め、しかめっ面で過ごす時間が増えてしまったそう。
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1年が経ってもサマンサに関する問い合わせはなく、とうとうマイアミデイド動物サービスの最大収容数を超えてしまったため、彼らは最終手段として『Humans and Animals United』に助けを求めました。
サマンサの写真と共に連絡を受けたHumans and Animals Unitedは、彼女を受け入れることを決断。
Humans and Animals Unitedのボランティアスタッフがサマンサを迎えに行った時、サマンサはスタッフに対して無反応だったといいます。きっと怯えていたのでしょう。移動する車内も快適に過ごせるようにと準備していたそうですが、サマンサの表情は一向に良くなる気配はありません。
そこでスタッフは車を停め、サマンサと向き合う時間を最優先させました。すると、サマンサは自分に目を向けてくれていること、愛情を伝えようとしてくれていることに気づいたのか、徐々に表情が柔らかくなり、ついには笑顔を向けてくれるようになったのです！
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こうして愛されることを知ったサマンサは、移動先の施設のスタッフさんたちと30日間過ごした後、地元のトレーナーさんの協力の元、新しい環境で家庭犬としての訓練を受けることに。すでに人からの愛情を受け入れていたサマンサは、トレーニングにも積極的に参加し、素晴らしい成果を収めたといいます。
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1ヵ月後、永遠のお家ではないものの、一時預かりをしてくれる里親さんが見つかったサマンサは、そちらのご家庭でさらに家族に受け入れられることの幸せを学ぶことになりました。
彼女に愛情を注いでいるフォンドさんによると、サマンサは人と一緒にいることが大好きで、家族の上に乗って可愛がられることを好むのだとか！最初とは別の犬のような甘えようです♡
また、会話をすることができなくても、彼女は家族から向けられる愛情のこもった言葉の数々を理解しているようで、感情を共有する能力が高いとも語っています。
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こうしてたくさんの人々に愛情を向けられたサマンサは、今では人はもちろん、他の犬や猫とも仲良くできるようになり、すっかり里親に迎えられる準備が整っています。現在、永遠の家族に迎え入れられることを待ち望んでいるサマンサですが、きっとすぐに素敵なご家族と巡り合うことができるでしょう。
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