動物病院に持ち込まれた片方の前足に異常がある子猫。相談を受けた『Baby Kitten Rescue』の創設者であるキャロライン・グレイスさんは、救助が必要な状態であると判断、子猫を引き取ることに決意しました。
会う人すべてを魅了する子猫ミリー
出典：https://www.lovemeow.com/milly-kitten-quirky-paw-energy-2659512899.html
キャロラインさんの腕の中で甘い鳴き声を部屋中に響かせながら寛ぐのは『ミルドレッド（別名ミリー）』と名付けられた子猫です。
翌日、ミリーは神経科医に診てもらうために獣医の元へ。MRI、レントゲン、血液検査を行った結果、彼女の病状が明らかになりました。
ミリーの右前足は橈骨（とうこつ）形成不全という先天性欠損症で生まれつき橈骨がなく、さらに水頭症（脳内に液体が溜まること）も患っており、 脳の前部が発達していなかったことから、脳への圧力を減らす投薬治療が開始されました。
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そんな状況にもかかわらず、ミリーは神経学的な症状をほとんど示すことなく、普通の子猫のように食べたりトイレをしたり、遊んだり、眠ったり…幸いにも足にも痛みはないようでした。
「ミリーは接する人すべてに笑顔を与えられる優しくて愛情深い女の子です。彼女が幸せな人生を送るチャンスを得るため、できる限りのことをするつもりです」
今のところ、ミリーは動くものをキャッチして子猫としての腕前を磨くことに夢中です。疲れたらキャロラインさんの膝に乗り、ゴロゴロと喉を鳴らして甘える日々を過ごしています。
ミリーの準備が整えば、嚢胞を排出しシャントを埋め込む脳手術を受け、最高の生活を手に入れる予定だといいます。
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キャロラインさんが呼ぶと彼女はすぐに駆けつけ、すり寄ったり喉を鳴らしたり、手元にあるすべてのおもちゃを楽しみ、たくさんの抱擁や寄り添いの日々を過ごしているそうです。
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