衰弱しきった小さな子犬を保護 『ロック・スター』へと成長した姿に涙

感動

衰弱した状態で保護された1頭の子犬。幸いにもすぐ新しい飼い主が見つかり、愛情をたっぷり受けながら、活発で明るい、『石』を追いかけて遊ぶのが大好きな『ロック・スター』に成長しました。

衰弱した小さな子犬を保護

ここは南アフリカ。子犬が1頭だけ取り残された状態で発見されました。身体は酷く汚れ衰弱しきった様子の子犬は、この1週間ほど寒さの中で怯え、ずっと震えていたのでしょう。

出典:https://www.thedodo.com/videos/street-puppy-gets-rescued-with-a-piece-of-bread

保護に駆けつけた人からもらった1枚のパン。弱々しい動きではあるものの、嬉しそうにそのパンをくわえ、小さなしっぽを懸命に振りました。

まだ幼い身で非常に厳しい体験をしましたが、どうやら明るい性格の持ち主であるよう。獣医の元で一晩過ごしたあと、子犬は一時預かり家庭で1週間を過ごした後、レイチェルさんの家に正式な家族として迎えられました。

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「この時は生後9週間で、体は極小サイズでした。私の腕の半分くらいの体長でしたね。でもすぐに家族に打ち解け、野良生活から助け出されたことを感謝している様子でした。初めて見る芝生の庭でうれしそうに走り回り、何にでも興味を示しました。浜辺に連れていくと、懸命に穴を掘って、中から何かを見つけようと必死です。ほら、鼻も砂だらけでしょ」と、彼女。

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小さな子犬には『ガンナー』という名が贈られました。

我が家の『ロック・スター』

それから数年が経ち、立派に成長したガンナーは走ることが大好き。毎日ボールや石を追いかけて、どこまでも走って行きます。とくに『石』への執着は強く、気に入ったものを掘り出すと、それを飼い主のところに持って来ます。

出典:https://www.thedodo.com/videos/street-puppy-gets-rescued-with-a-piece-of-bread

投げてもらって遊ぶためです。ほら、今も海岸からお気に入りの石を掘り出しましたよ。

「この子は我が家のロック(石)スターですよ」

出典:https://www.thedodo.com/videos/street-puppy-gets-rescued-with-a-piece-of-bread

コロナ禍が始まった時、レイチェルさん一家は里親ボランティアを始めたのだそう。犬たちのためになることはもちろん、ガンナーにも遊び相手ができて良いと考えたからでした。

「この犬は社交的で好奇心旺盛なので、里親の仕事にはぴったりです。初めてやって来た犬に家の内外を見せて回るのは、ガンナーの仕事です。子犬の時からずっと変わらない、明るくてやさしい子なのです」

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