「ひとりっ子」として可愛がられ、わがまま放題だった愛犬。しかし、家族に赤ちゃんができると、やさしく愛情深い「お兄さん犬」に大変身して…？
わがままな「ひとりっ子」が大変身！
『ヴィト』は6歳のボクサー犬。飼い主夫婦に甘やかされてひとりっ子として育ったことも相まってか、やんちゃなイタズラ坊主に成長！
出典:https://www.thedodo.com/videos/baby-takes-his-first-steps-straight-to-his-dog
アイスクリームの移動販売車が通りかかると「欲しい」とばかりについて行ったり、部屋に敷いたラグを噛みちぎって綿だらけにしてしまったり…とにかく、家族は愛情を込めて「わがままな愛犬」と呼びました。
しかし、ジアナさんが妊娠した時、ヴィトはいち早くその異変に気付いたのだそう。
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だんだん大きくなっていくお母さんのお腹に、興味深そうに顔を近づけたりするヴィトの姿を見た夫婦は、赤ちゃんを見たら、どんな態度を取るのだろうか…と、少し心配していたのです。
やがて元気な男の子が誕生。それが、ルカくんです。初めて自宅に連れ帰った時、ヴィトは好奇心いっぱいで「この小さい人間は、いつまでこの家にいるのだ？」という感じだったそう。
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これまでのように、家中を暴れ回ることはできません。赤ちゃんには優しく接してもらいたい…。はじめは少しの警戒心と不安を感じながら少しずつ赤ちゃんに近寄らせるようにした夫婦でしたが…？
それらが杞憂だったことが判明するまでにそう時間は要しませんでした。
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ヴィトはルカくんが大好きになり、いつも一緒にいるようになったのです。「お兄さん」の役割をちゃんと心得ており、いつもしっかり見守っています。
やがてヴィトは、自分のおもちゃをルカくんのそばへ運んでくるようにもなりました。自分が子犬の時には、まったく遊ぼうとしなかったおもちゃなのですが。ルカくんが興味を示して触り始めると、それをくわえて少し離れた場所へと運びます。遊んであげているつもりなのでしょう。
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日々、すくすくと成長していくルカくん。そんなある日、ジアナさんはルカくんが立ち上がってヴィトのほうへ歩き始める光景を目にしました。これには彼女も驚きました。
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だって初めての「歩み」が、両親ではなく大好きなお兄さん犬に向けられたのですから…！
以来、一緒に部屋中を走り回りながら鬼ごっこをしてよく遊んでいるそうで、ルカくんは自分の食べ物をヴィトにあげたりするようにもなったのだとか。もちろん、イタズラをするのも一緒です。
立派なお兄さん犬に守られて、ルカくんはすくすくと育っています。ジアナさんと夫は、ヴィトの存在をとてもうれしく思っているのです。これからも家族で仲良く、お幸せに。
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