大切な家族を亡くした悲しみに暮れる犬に手を差し伸べたのは、共に暮らす犬でした。
最愛の妹を亡くし悲しみに暮れる兄犬
出典：https://www.thedodo.com/daily-dodo/dog-keeps-asking-mom-to-check-on-brother-after-their-sister-passes-away
生後9週間ほどで街角に捨てられていたところを保護された『ディエゴ』と『ダラス』。保護当時は、とても怯えており、常に互いを頼りにしていました。やがて愛する家族リサ・ローファーさんに引き取られましたが、決して離れようとはしませんでした。
ダラスは弟の『コディ』とも仲良くなり、一緒に遊ぶのが大好きでした。この頃、ディエゴとコディとそれほど仲良くはなかったものの、コディはふたりが一緒に遊んでいる姿を遠くから眺めるのが好きだったそう。
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そしてその日は、突然やってきます。悲しいことにダラスが虹の橋のたもとに旅立ってしまったのです。
ダラスの死にショックを受けたディエゴは、目に見えて動揺していました。食事が喉を通らなくなり、フードボウルに駆け寄ってくることもなくなったのです。
そんなディエゴをみんなが心配し、それまで以上に愛情を注ごうとしました。
ダラスが亡くなってから数週間、コディは家族とのコミュニケーションボタンで『ディエゴ』のボタンを何度も押すように…。
家族は、コディが今まで使ったことのないボタンを押すことに戸惑いましたが、やがてコディが何をしようとしているのかがわかりました。
コディは、ディエゴのボタンを押してから、お母さんを見て、ディエゴを見て、そして戻る…を繰り返していたのです。コディにとってディエゴを励ますひとつの方法だったのでしょう。
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ダラスがいなくなった今、コディとディエゴは確実に距離を縮めています。互いに安らぎを見出し、妹を失った悲しみを背負い、絆を深めながら共に前へ進んでいます。
「ダラスが亡くなってから1ヵ月以上経った今、新しい日常と生活を送っているようです。この困難な時期にコディがディエゴのためにコミュニケーションを取ってくれたことは幸せなことで、ディエゴは人間からもコディからも見守られていると確信しています」
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