消火栓に繋がれた子犬は、怯え動けず、誰かに気づいてもらうのを待っていました。
身動きも出来ず怯える子犬を発見

出典:https://www.thedodo.com/daily-dodo/puppy-left-tied-to-fire-hydrant-was-too-sad-to-even-lift-her-head
南カリフォルニアのある地域で、子犬が消火栓につながれたまま放置されているという通報が。
『Logan’s Legacy dog rescue』の創設者であるシュゼット・ホールさんはその知らせに心を痛めましたが、残念ながら驚きはしなかったといいます。
なぜなら、最近その通りから何頭もの犬を救助しており、この子犬も家族に捨てられたのだとわかったからです。
前の飼い主がフードと水を入れた容器を置いていったようですが、通報した人の話によると、その子犬はそれらに手をつけず、丸まったままほとんど動こうとしなかったのだそう。

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ホールさんは子犬の救出に駆けつけることができなかったため、彼女は近所の知人に連絡を取り、助けを求めました。
「すぐそばに住んでいる知り合いの女性に電話して、子犬を保護してくれるように頼みました」
連絡を受けた女性はすぐさまその街角に急行。案の定、生後約8ヵ月ほどの子犬が消火栓につながれているのを発見。消火栓の周りをウロウロしたのでしょう…リードがねじれた状態でした。
女性がひざまずいてリードを解こうとすると、子犬は怯え唸り声をあげました。女性は電話でホールさんのサポートを受けながら犬の信頼を勝ち取り、消火栓からリードを解くことに成功。
女性は柔らかい毛布で包み抱き上げ、子犬が落ち着くまでしばらく抱きしめてから車に乗せましたが、獣医の元へ向かう途中で子犬の健康状態が悪くなってきたのです。

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「彼女は車の中でひどく気分が悪くなってきました。彼女は恐怖から、置かれたフードを食べることができずにいたので、食べ物と水の不足によるものだと思います」
幸いにも『Camino Pet Hospital』で必要なケアを受けたことで、子犬は回復に向かいました。
『Cici』と名付けられた子犬は病院でたくさんの新しい友達を作りましたが、特に彼女の尻尾を激しく振らせたのは、オフィスマネージャーであるヘディ・ヘロルドさんでした。
「ヘディがそばを通るたびに、Ciciは尻尾を振り始めるんです」
病院に来てからCiciはほぼ毎日、ヘディさんの腕の中で丸くなって過ごし、次の章に進むため回復するのを待ちます。

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ありがたいことに里親募集の許可が下り、もうすぐ里親に会うためにクリニックを離れる予定ですが、新しい永遠の愛とお家を探しています。
保護される前にCiciが経験したことは信じがたいことですが、ホールさんはこの小さくて回復力のある子犬がうまく回復していることを実感し、早くCiciにぴったりの養親を見つかることを願っているといいます。
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