妊娠中の母猫がエアガンで銃撃される!母猫の命は!?お腹の中の子猫の運命は…

悲しい

英国ハンプシャーで、首と頭に3回エアガンで銃撃された猫が、無事に4匹の子猫を出産し、話題になっています。ボランティア団体によると、2015年以来、800件もの猫の銃撃事件が確認されています。団体は、エアガンを免許制にして規制するよう、署名活動を続けており、すでに12万人もの署名が集まったとのことです。

血まみれの猫を発見

黒と白のブチ猫が、英国ハンプシャーのマーチウッドの庭で、血まみれになって発見されました。この猫は、のちにホープと名付けられました。

ボランティア団体のキャット・プロテクション・サザンプトンによると、ホープは推定3歳の妊娠中のメスで、首と頭を3か所、エア・ライフルで撃たれたもようです。

口の中の銃弾は取り除かれましたが、あと2つは首に刺さっているため命の危険を考え、そのまま体内に残さざるを得ない状態でした。

元気な子猫4匹を出産

ホープが出産したのは、口の銃弾を取り除いた直後です。 団体メンバーのキャロリン・ケンプさんは、
「ホープはもちろん緊急手術が必要でしたが、家に連れ帰れるようになるためには、数日間入院しなければいけないほど危険な状態でした」
といいます。

「こんな危ない状態で、健康な子猫を4匹も無事に出産できたのは、ほとんど脅威です」。
元気な子猫たちには、すぐに里親を見つけることになっているそうです。

エアガン規制の署名活動を展開中

この団体は、政府にエアガンを免許制にして規制するよう、署名活動を始めました。すでに12万件の署名が集まっています。

2015年以来、エアガンによる猫の銃撃事件が800件も発生しているのが、国内で確認されています。

出典:bbc.com

こんな記事も読まれています

飼い主募集をするも来る人来る人”無視”され続けて1年。それでもロッキーは信じて待つ

【ホームレス猫】老いと飢えで苦しむ猫が温かい安息の地を手に入れるまで