野良猫から古本屋のCEOへ!(華麗なる)キャッツビーの華麗なる転身!

感動

不機嫌で世間にも関心を示さず人間嫌い。貰い手のないシニアの元野良猫が、思いもよらず古本屋さんの人気者からCEOへ就任しました!そのきっかけとなったのは、古本屋を営むダニエルさんとの出会いでした。

貰い手のいなかった老猫にできた家族

“古本屋には古い猫”とダニエルさんが考えたのかどうかは定かではありませんが、保護団体でさえも、譲渡先を見つけるのは容易ではないと考えていたシニアの茶トラ猫を、ダニエルさんは引き取り自らが経営する古本屋へと連れて行く事にしました。

本のタイトルを文字って(華麗なる)キャッツビーと名付けられた茶トラ猫は、古本屋にやって来た後も、新居は気に入った様子でも人に慣れる素振りは全く見せませんでした。

なぜか心を入れ替えた猫ギャッツビーは本屋のCEOに!?

ところが、緊急を要する目の手術を受けた後、事態は急変しました。

キャッツビーは、まるで別の猫になったようにガラリと性格が変わり、それからは来店するお客さんから、抱っこされたりキスされる事を歓迎するようになり、一気に人気者になりました!

また、ダニエルさんは、地域の人々に向け、お店やキャッツビーの情報をSNSで発信していましたが、こちらでもキャッツビーのフォロワーが急増し、国内外からキャッツビー宛にクリスマスカードやおやつが送られて来るようになりました!

本屋を退職した猫CEO

一度会ったら忘れられない、なんとなくけだる〜い憂いのあるお顔が印象的なキャッツビー。こうしてCEOとしての職務をまっとうし、その後は勇退してのんびりとした隠居生活をしていましたが、2019年2月18日に虹の橋を渡りました。

人々に強烈な印象を残して旅立ったキャッツビー。決して楽ではなかったであろう野良猫時代を経て、猫生の後半に古本屋さんで人々と暮らした日々は、彼にとって最高の思い出となったに違いありません。

動画はこちら↓

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