ロックダウン中怪我で外出できない猫のために、家の中に猫専用の美術館を作ったカップルがいます。展示作品も、有名な絵画をアレンジしたユーモアあふれるもの。猫は美術館が気に入った様子で、作品に見入っています。
外出できない愛猫のため家に美術館を!
パンデミック禍でのロックダウンで、私たちの暮らしは色々と不便な事が起きています。でも、中にはロックダウン中だからこそ、創造力を駆使している人々もいるのです。
ジェイク・ランバートさんとジェシカ・アトキンスさんのカップルは、愛猫リチャード・パーカーの為に家の中に小さな美術館を作ったのです。
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ジェイクさんはコメディアン、ジェシカさんは動物病院の主任看護婦です。3歳の猫リチャード・パーカーは、不運な事故で足を痛め、出歩けない状態です。
おまけに、ロックダウンで2か月以上も家に缶詰になっています。退屈そうな猫を気の毒に思った2人は、猫を元気づけるため、すばらしいアイデアを思いつきました。
「ロックダウン8週目に、猫のための美術館を作ったんだ。ぼくも彼女もロックダウン中は出かけられないし、うちの猫もそう。他の猫に会いたいだろうな、と思ってね。」
彼らが作ったのは、猫にちょうどよいサイズの絵画の回廊で、世界的に有名な作品を参考にアレンジした絵が並んでいます。
「完成には1時間かかりましたが、猫は何時間も眺めてくれています。」
有名作品のアレンジを陳列
この美術館には11作品が展示されていて、中には有名なモナ・リザ(レオナルド・ダ・ビンチ作)をはじめ、パブロ・ピカソやクロード・モネのアレンジもあって、どれも画中に猫が面白おかしく登場しています。
まるで本物の美術館のように、接近を防ぐ柵があったり、禁煙や撮影禁止の表示があったりします。
THE DETAIL! pic.twitter.com/Zy7eKhX0lK
— Jake Lambert (@LittleLostLad) May 15, 2020
絵は『ファット・キャット・アート』から入手したそうです。
愛猫は片目を失っても元気に
「リチャード・パーカーはとても社交的で、愛情豊かな猫なんです。遊ぶのが大好きで、僕たちが帰宅すると必ずやってきて『お帰りなさい』をします。
いつも人間たちと同じベッドで寝るし、僕たちの近くにいる。賢くていかす猫なんで、僕たちはラッキーだよ。」
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「この子は、6か月のときに誰かに目を撃たれて、片目だけなんだ。犯人は見つけられなかったけれど、しっかり生き残って元気になったんだ。生命力の強い猫だね。」
ウェブでの感想も「いいね」
この記事を見た人々の反応は・・・
「本当の美術館の観客みたいに、猫が絵に見入っているのがすごい。ひっかいたり食べようとしたりしないなんて」
「こういう心あたたまるニュースに飢えていたのよ! 2人の努力はすごいわ」
「とてもいいね。売店もあると、もっといい」
飼い主の努力が評価されているようですね。