2つの顔を備えた猫が産まれ、この珍しい現象に、ウェブ上では人々の注目が集まっています。通常は短命だといわれますが、中には長生きをした例もあり、この子猫(ビスケッツとグレービー)が元気に成長していけるようにとのコメントが、飼い主のインスタグラムに、多く寄せられています。
産まれた子猫に「2つの顔」
インターネット上で、2つの顔をもって生まれた子猫(ビスケッツとグレービー)が話題になっています。オレゴン出身のカップルは、まさかこんなことが起きようとは思ってもみませんでした。
飼い猫のうちの1匹が赤ちゃんを産んだとき、5匹の子猫のほかに、2つの小さな鼻と4つの目、ミャオミャオ鳴く口を2つも備えた子猫がいるのを発見したのです。
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カップルは、この驚くべき子猫を、ビスケッツとグレービーと名付けました。
ウェブ上で子猫の写真やビデオをみた人々は、みんな心をわしづかみにされたようです。猫のインスタグラムのページには、ビスケッツとグレービーの日々の様子が記録されています。
こちらは、ヒトが給餌しようとする場面です。
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コメントには、「ただでさえ、子猫を給仕するのは大変なのに、どちらの口に与えていいのか、迷っちゃうの」とあります。
ヤヌス猫は通常短命だけど
珍しいことではありますが、こういう例は無いわけではありません。実際、2つの顔を持つ猫は「ヤヌス」として知られています。この名は、2つの頭でそれぞれ過去と未来を見ることのできたローマ神に由来します。
Fubar Obfusco – Foto taken himself, upload to English wikipedia by Fubar Obfusco, パブリック・ドメイン, リンクによる
飼い主は、懸命に世話をしていますが、こういう状態の猫が生存できる確率は低く、短命だといわれています。
でも、フランクとルイーズと名付けられた同種の猫は、15年以上も生きたという記録があります。
健康に育ってーーみんなの願い
猫の飼い主だけでなく、いろいろな人々がインスタグラムにコメントを寄せています。そして、どれも子猫の健康と長命を願う内容です。
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「ビスケッツとビーグル犬のオリーは、きょうの午後はやんちゃに遊んだので、ずいぶん疲れた様子です。犬のほうはすぐ元気を回復して普通にもどったのですが。どうか、この猫が元気に育っていきますように!」と説明があります。
これに対して、人々からは、元気を回復してほしいというメッセージや、「お祈りしてますよ。勇敢な猫ちゃんが、健やかにで生きていけますように」などのコメントが寄せられています。
追記:飼い主さんは最善のケアを施しました。しかし残念ながらビスケッツとグレービーは産まれて3日と半日後の土曜日に虹の橋を渡りました。
小さな体で懸命に生きてくれたビスケッツとグレービーは、たくさんの人に愛され、そしてたくさんの人たちを勇気付けてくれたに違いありません。ビスケッツとグレービーのご冥福をお祈りします。
もう亡くなったそうですよ
この子達は生まれてしばらくして亡くなっています。
生きているかのような記事を載せるのは如何なものでしょうか?
ご指摘いただきありがとうございます。
記事の再編集、追記をさせていただきました。