フロリダに住む写真家ビクトリアさんが買っている猫のキッツィアは、とても不機嫌な顔をしています。いつも怒っているような表情は、まさに2代目グランピーキャットと言ってさしつかえないほどです。でも実は、キッツィアは愛情豊かでやさしい性格の猫。飼い主と遊ぶのが大好きなのです。キッツィアのさまざまな写真が載ったインスタグラムは、多くのコメントが寄せられ、大人気になっています。
プロ写真家の飼い猫は「2代目グランピー」
これが不機嫌猫のキッツィアです。亡くなった有名な初代グランピー・キャットを引き継げるほど、いつもしかめっ面をしています。
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キッツィアは「猫」という意味だそうです。この強烈な不機嫌さで、今やインスタグラムには44,900人以上のフォロワーがいるほどの人気猫なのです。
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キッツィアは、ニャンげん(=人間)のビクトリア・オトゥディルノーバさんとともに、フロリダに住んでいます。元々ビクトリアさんはウクライナ出身ですが、アメリカ合衆国で幸せに暮らして6年になります。
彼女はプロの商業写真家なので、キッツィアの写真が多くの人々の注意をひいたのも、まあ当然だといえます。
合わせてもう1匹のグランピー・キャットとして有名なミャオミャオという猫という猫もいます。
マフィア顔だけど実は優しく愛らしい性格なんです
キッツィアの写真を見たソーシャル・メディアのユーザーは、とても喜んでいます。写真がすごく良い!という人もいれば、猫がまるで「寝ている雌犬みたいな顔」だと書く人もいます。
でも、これがキッツィアの顔で、変えようがないのです。実は、この猫は優しく愛らしい性格で、飼い主と遊ぶのが大好きなのです。
▼赤ちゃんの時のキッツィアさん▼
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もちろん、どのペットでも怒る時があって、この猫もそうなのですが、その不機嫌な顔で怒ると、まさにぴったりという感じになるんです。
ビクトリアさんは、2年前の2018年4月に、この猫のインスタグラムのページを作りました。「この猫は変な顔をしているけれど、とてもフレンドリーなんです。」という説明とともに投稿した最初のキッツィアの写真は、たくさんの人が「好き」をつけてくれました。
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キッツィアの飼い主は、子供の時から写真に興味があり、ずっとカメラを手放しませんでした。彼女にとって、写真撮影は単なる職業や趣味ではなく、天職ともいえるものなのです。
「永遠に残る記憶を記録するのは、大きな喜びです。写真撮影は私の一部であり、私そのものなのよ。」
とビクトリアさんはウェブサイトに書いています。そして、
「写真は私のエネルギーの源でもあります」
と付け加えています。こういう情熱的でエネルギッシュな飼い主がいれば、キッツィアの表情が不機嫌そうなのにも関わらず、実はとてもフレンドリーで陽気な性格であるのが理解できますね。
怖い顔の猫キッツィアは大きな目が印象的?
インターネットで写真を見た人々のコメントを、いくつかご紹介しましょう。
・「うーん、まるで私が人前に出たときのような表情だね」
・「きっといやがられると思うけど、1日中この猫を抱いていたいなあ」
・「何か猫に遺伝的な変異があったのかも。目は異常に大きいし、あごも変だ。まあ、猫が幸せならそれでいいけれど」
・「この写真のキッツィアは、人類文明を終焉させる方法を考えるために、飼い主の膝の上にのりたいんだよ」
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・「うちのママは怖がると思うけど、私はこの猫が好き。ママは、私の猫ぺブレが黒猫で黄色い目をしていて、その目でフクロウみたいに見つめるだけでも怖がるのよ」
・「この写真!これが、うれしそうな顔なんだよ!」
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・「なんてきれいな瞳なの!」
・「見かけは変だけど、きっとやさしい猫だよね」
さて、あなたはどの写真がお気に入り?