X(旧Twitter)に投稿されたのは、美しく咲いた紫のバラの写真。ところが実はこのバラ、とある有名なお菓子を加工して作り上げたおいしいバラでした!
予想外すぎる材料と芸術的なお菓子作品は、Xで377万表示を超える大反響を呼び、19万いいね!が寄せられています。
これ。ハイチュウ。作った。薔薇。(´º ◽︎º`) pic.twitter.com/3RDrNtuTsz
— 長谷川健太@ (@kenta_sucretier) November 5, 2024
綺麗な紫のバラだけど実は…
投稿主の長谷川健太さんがXに投稿したのは、薄紫色の綺麗なバラの写真。ところどころ濃い紫色と白色がグラデーションで混じり合って、1枚1枚の花弁はとても美しいものでした。
しかし、バラの背後には何やら気になるものも写り込んでいます。白い中身をぐるりと覆うように紫色でふちどられた長方形の物体…どこかで見たことがあるような。
さらに長谷川さんの写真をよく見てみると、バラの後ろにもうひとつ見覚えのあるものが…。それは、かの有名なソフトキャンディのお菓子、森永製菓の「ハイチュウ」のパッケージ!
よく見れば花の色に材料となったお菓子の名残り
実はこのバラは、長谷川さんが何となしで作り上げたという、ハイチュウを材料にしたお菓子作品でした。
花びらを改めて見てみると、白から紫のグラデーションになっている部分はまさに、ハイチュウのグレープ味の色そのものではありませんか!そして、花弁にくっつく緑色の葉っぱは、ハイチュウの青りんご味によるもの。
長谷川さん曰く、このバラの材料には、ハイチュウ以外使っていないとのこと。ハイチュウを薄く伸ばして花びらを複雑に重ねたり、葉っぱの葉脈まで忘れずに入れているため、本物のパラそっくりに仕上がったようです。
何とも食べるのがもったいない出来ですが、そこはやっぱりお菓子。長谷川さんは写真を撮ると、すぐにおいしく食べてしまったのだそうです。
日々生み出されるおいしい芸術作品
長谷川さんの本職は、お菓子作りを仕事にするパティシエ、そして、砂糖菓子を専門にしているシュクレティエでもあります。今回はハイチュウで作られたバラでしたが、中にはキャラメルを使って作られたものも!
他にも、菓子細工の大会で日本一になったことがあるという実力をいかんなく発揮し、大きなウェディングケーキから小さなカップケーキまで、レースを思わせるような繊細で美しい装飾を施したお菓子も作っています。
普通の人には決して真似できない、「見て感動する」「食べておいしい」お菓子を作り上げる長谷川さんだからこそ、ハイチュウのバラはこんなにも素敵な出来となったに違いありませんね♪
この投稿には、『画像見て綺麗なバラ〜からの、ハイチュウで作った…?え、ハイチュウ…!?』『クオリティ高い!』『ものすごくゴージャスなハイチュウ…!』『繊細で本物のようで、ほんと凄い』『パティシエさんの造形力って…神ですね』など、驚きと絶賛の声が多く寄せられました。
長谷川さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:Xアカウント「長谷川健太@SUCRETIER」さま
執筆:orion
編集:もふたん編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。