「スケルトン」は透明という意味ではない
突然ですが、みなさんは「スケルトン」という英単語の意味をご存じでしょうか?恐らく多くの方が『スケルトン=透明』という印象を持っていることでしょう。しかし、実はこれは間違い。スケルトンの正しい意味は、透明ではありません。
今回はスケルトンに関する面白い雑学をお届け。最後までお読みいただくと、ちょっぴり物知りになった気分が味わえることでしょう。
スケルトンの正しい意味
先に結論を述べると、英単語「スケルトン(Skeleton)」は「骨格」や「構造」を意味する単語です。主に物事の基本的な枠組みや構成要素を表すときに使われます。例えば、建物の骨組み、物語の構成、プログラムの基本構造などを指す際に「skeleton」という表現が用いられます。
上記から分かる通り、スケルトンには色の「透明」に関する意味は含まれてはいません。この事実に驚いた方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、透明を意味する正しい単語としては「clear」「see through」「transparent」などが挙げられます。
スケルトンの意味が誤解された理由
それでは一体どうして、スケルトン=透明、という認識が世間に広がってしまったのか?その理由は、Apple社が過去に発売した「iMac」において、半透明の筐体で内部が見えるデザインを採用していたことが理由とされています。この筐体は、内部構造(骨格)が見えることから「スケルトンボディ」と呼ばれ、大きな話題になりました。
この流行をきっかけに、半透明で中身が見えるデザインが次々と登場。昔、流行したゲームボーイも中身の基盤が見えるスケルトンデザインが発売されていました。そうして影響から「スケルトン=透明」という誤ったイメージが広まったと考えられます。
さらに、日本語の「透ける」という言葉と「スケルトン」の響きが似ていることも、この誤解を助長した一因だという意見もあるようです。
今回の雑学をまわりに披露してみよう!
今回の雑学を振り返ってみましょう。英単語のスケルトンの本来の意味は、透明ではなく「骨格」や「構造」など。物事の基本的な枠組みや構成要素を指すときに使われます。スケルトン=透明、という誤解が広まった要因としては、過去にAppleのiMacなどで内部構造が見えるスケルトンタイプの商品が発売されたことが一つの要因として考えられています。
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