身近な生物「カタツムリ」
普段、のんびりと動いているイメージがあるカタツムリですが、実は私たちが知らない意外な行動をします。それは「コンクリートを食べること」。すごい驚きですよね。
今回は、『カタツムリ』に関する面白い雑学を紹介。最後までお読みいただくと、ちょっぴりカタツムリ博士に近づけるかもしれませんよ。
そもそも『カタツムリ』とはどんな生物?
カタツムリは、陸上に生息する軟体動物の一種。腹足類に属しており、実は貝の仲間です。日本には約800種以上のカタツムリが生息しているといわれています。
カタツムリといえば、背中に背負っている大きな殻。この殻は、カタツムリの体から分泌される炭酸カルシウムでできており、生まれた時から既に持っています。この殻の中には心臓、肺、腸、生殖器などの重要な内臓が収められており、外敵や乾燥、極端な温度変化から身を守る重要な役割を果たしています。意外と大事な部分だったみたいです。
カタツムリは主に植物を食べる生物。葉や花びら、落ち葉、さらにはブロック塀に生えたコケまでも摂取するそうなのですが、実はコンクリートも食べている可能性があるそうです。
カタツムリはコンクリートを食べているかもしれない
前述したとおり、カタツムリはコンクリートを食べている可能性があります。というのも、カタツムリの殻を作るためにはカルシウムが必要。コンクリートはカルシウム成分を含んでおり、カタツムリはコンクリートを削り取って食べることで殻の形成に必要なカルシウムを得ている、と言われています。
ただ、カタツムリが本当にコンクリートを食べているのかどうかは、実はまだ未解明。科学的な証明はまだされていないそうです。今後の研究に期待しましょう。
余談ですが、カタツムリと同じようにコンクリートを食べているといわれている生き物がいます。それは「ダンゴムシ」。ダンゴムシの外側の殻もカルシウムで形成されているそうでコンクリートを食べることで補充しているみたいです。
カタツムリを見かけたら今回の雑学を思い出してみよう
それでは今回の雑学を振り返ってみましょう。
- カタツムリは実は貝の仲間
- カルシウムで形成されている殻の中には心臓、肺、腸、生殖器などの内臓が収められている
- カタツムリはコンクリートを食べることで殻の形成に必要なカルシウムを得ている可能性がある
カタツムリは陸上に生息する貝の仲間で、殻の形成に必要なカルシウムを摂取するため、コンクリートを削って食べている可能性があります。ただし、科学的には未解明。今後の研究が待たれています。
今回の雑学、カタツムリを見かけたときにでも思い出してみてください。