レッドカーペットの意味と由来とは?結婚式や式典で敷かれる理由を徹底解説!

雑学

結婚式や式典などで敷かれる『レッドカーペット』

結婚式や式典、授賞式などで目にすることの多い「レッドカーペット」。その鮮やかな赤い色と豪華な雰囲気は、特別感がありますよね。しかし、なぜこうした重要な場面でレッドカーペットが敷かれるのか?気になった方もいるはず。

今回はレッドカーペットに関する面白い雑学をお届け。最後までお読みいただくと、ちょっぴり物知りになった気分が味わえることでしょう。

レッドカーペットの由来

まずは式典などでレッドカーペットが敷かれるようになった由来から解説していきます。レッドカーペットのはじまりは、紀元前458年に詩人アイスキュロスが描いた『オレステイア』に登場するアガメムノンの物語。

トロイア戦争から帰還したアガメムノン王は、妻に赤い道を歩くよう促されます。しかし、古代において「赤い道」は神聖で高貴なものとされ、神のように特別な存在だけが通るものと考えられていました。これは炎や太陽を神聖視していた当時の人々の信仰・価値観に基づいているそうです。

アガメムノン王も、「赤い道を歩くのは神々だけだ」として妻の勧めを拒んだそうです。こうした背景から、赤は高貴さや特別な意味を持つ色として定着。そして、重要な儀式や式典では、その象徴として赤い絨毯が敷かれるようになったそうです。

ちなみに、赤の神聖性は日本でも共通しています。赤は太陽や火を象徴し、邪気を払う色として扱われていました。

レッドカーペットの効果

実際、レッドカーペットには視覚的な効果があります。赤は非常に目を引く色。周囲の色が控えめであればあるほど、赤い「レッドカーペット」は目立ちます。その上を歩く人は、遠くからでも鮮明に見えるでしょう。

また、赤は黒や白の衣装との相性も抜群。赤は白や黒など他の色の見栄えを引き立てる効果もあります。そんなレッドカーペットの上を歩く人物は、より特別感がある存在に見えることでしょう。

レッドカーペットを見かけたら今回の雑学を思い出してみよう

今回の雑学を振り返ってみましょう。レッドカーペットは、古代から赤が神聖で高貴な色とされてきたことに由来します。紀元前458年の物語『オレステイア』では、アガメムノン王が「赤い道を歩くのは神々だけ」として歩行を拒否しました。それ以降、赤は特別な存在を示す色として定着。重要な儀式で赤い絨毯「レッドカーペット」が敷かれるようになりました。

今回の雑学、レッドカーペットを見かけたときにでも思い出してみてください。

こんな記事も読まれています

洗濯機の『お知らせ音』を撮影してみた結果…人を不安にさせるメロディが295万再生「終わった感がないw」「想像以上に音痴で草」

『ムエタイ』と『キックボクシング』の違いとは?ルールから技術まで徹底解説!