4月5日は『オープンカーの日』…昔の車は全部オープンタイプだった?

雑学

4月5日は「オープンカーの日」って知ってた?

4月に入り、街中を歩いていると、風を気持ちよさそうに浴びながら走るオープンカーを見かけることが増えました。実は、この爽快な季節に合わせた「オープンカーの日」という記念日があることをご存じでしょうか。

「オープンカーの日」は、日本オープンカー協会が2016年に制定した記念日です。

この記念日は、オープンカーが持つ「五感に響く楽しさ」をもっと多くの人に知ってもらいたい、という思いで作られました。

4月5日という日付にもちょっとした理由があります。「4月は桜の花びらが舞い、春風を一番気持ちよく感じられる季節。オープンカーにとって最高のロケーション」として選ばれました。また、「五感(5)」をフルに使って楽しめる車という意味も込められています。

実際、満開の桜並木の下をオープンカーで走ると、いつもの景色が何倍にも美しく感じられるそうです。花の香り、鳥のさえずり、風の心地よさ――。普段は意識しないような感覚が、より鮮やかになるというわけですね。

オープンカーの日は、そんな特別なドライブ体験を楽しむ絶好のきっかけになる日かもしれません。

人に話したくなるオープンカーの雑学ネタ

オープンカーは、ただ屋根が開くだけの車ではありません。ちょっと意外なエピソードや、知っているだけで会話が盛り上がりそうな雑学がたくさんあります。その中から、特に「それ、知らなかった!」と言われそうなネタを集めてみました。

昔の車は全部オープンカー?

現代では、屋根のない車は珍しいイメージですよね。でも実は、自動車が誕生した当初、ほとんどの車には屋根がありませんでした。

これは馬車の時代の名残りで、もともと馬車に屋根がないタイプが多かったためです。当時の車はスピードも遅く、雨の日は外出を避けるなど、自然と調和した使われ方をしていました。やがてエンジンが発達し、車の速度が上がると、雨風を防ぐ屋根が標準装備されるようになったのです。

つまり、屋根付きの車は進化の産物。オープンカーは、車本来の姿に近いのかもしれませんね。

海外では通じない「オープンカー」

実は「オープンカー」という言葉、日本以外ではあまり通じません。日本では一般的なこの呼び方、実は「和製英語」なんです。

英語圏では主に「コンバーチブル(Convertible)」や「ロードスター(Roadster)」と呼ばれます。「コンバーチブル」は屋根が開閉可能なタイプ全般を指し、「ロードスター」はスポーティな2人乗りのオープンカーのことです。

また、フランス語圏では「カブリオレ(Cabriolet)」というおしゃれな響きの名前で呼ばれています。同じ屋根なしの車でも、言語によって呼び名やニュアンスが微妙に違うんですね。

雨でも意外に濡れない仕組み

オープンカーといえば「突然の雨で濡れそう」というイメージがありますよね。でも実際は、高速道路などで一定のスピードを出して走ると、意外と雨が入りにくいんです。

なぜ濡れないのかというと、走行中はフロントガラスが空気の流れを作り、雨粒が車内に入りにくい構造になっているからです。ちょうど川の中に置かれた石が水の流れを左右に分けるように、フロントガラスが空気の流れを頭上から後ろへと流す役割を果たします。

もちろん、停車したりスピードが落ちたりすると雨が入ってしまいますが、走っている間は意外なほど快適にドライブを楽しめるんですね。

オープンカーに乗らないと分からない意外な現実

オープンカーは華やかで爽快なイメージがありますよね。しかし、実際に乗ってみると、意外な発見がたくさんあるんです。「乗ってみて初めてわかった!」と感じるような現実を、少し深掘りして紹介します。

走ると髪型が崩れにくい理由

オープンカーというと、風を直接受けて髪型が乱れそうなイメージを持っている人は少なくありません。でも実際は、高速道路などで一定のスピードが出ているときほど、髪はそれほど乱れません。

その秘密は、車のデザインと空気の流れにあります。フロントガラスの形状が巧妙に設計されていて、運転中の風を頭の上や側面へ自然に流してくれるんです。

イメージとしては、扇風機の前で直接風を受けるのではなく、その風がふんわりと頭上を越えていく感じでしょうか。もちろん完全に乱れないわけではありませんが、想像しているほど悲惨なことにはなりにくいのです。

車内は意外と会話ができる?

オープンカーで走ると、「風の音がすごくて会話なんてできないのでは?」と思われがちです。でも実際は、普通の声量で意外と会話が成立します。

その理由は、先ほど髪型が崩れにくいと説明した空気の流れと同じ原理です。フロントガラスが作り出す空気の流れによって、風の騒音が軽減され、乗車している人同士の会話が聞き取りやすくなります。

実際に、街中を走行している程度のスピードであれば、普通の車とほとんど変わらない声の大きさで話ができるんです。高速道路でも、少し声を大きくするくらいで問題なく意思疎通ができます。オープンカーの意外な快適性と言えますね。

毎年オープンカーが湘南に集まる理由

神奈川県の湘南エリアでは、毎年4月になると、数多くのオープンカーが集まるイベントが開催されます。このイベントには、県内外から多くのオープンカー愛好者が集まり、湘南の海岸沿いが華やかな風景に変わります。

湘南がオープンカーに人気の理由の一つは、やはりその絶好のロケーションです。青い海と開けた空、心地よい潮風が揃った環境は、まさにオープンカーの魅力を引き立てる最高の舞台。4月の湘南は日差しが暖かく、潮風もちょうど心地よく、ドライブには理想的な季節です。

イベントでは、自慢のオープンカーを披露したり、他の参加者との交流を楽しんだりと、単なる集まり以上の意味があります。「オープンカーの日」にちなんだ交流会や、珍しい車種が集まる展示コーナーなどもあり、初心者からベテランオーナーまで気軽に楽しめます。

オープンカー好きにとっては、この湘南での集まりは、毎年楽しみにする一大イベントになっています。

「オープンカーの日」を誰かに教えてみよう

「オープンカーの日」について知ると、意外な発見がいくつもあったのではないでしょうか。

自動車の歴史や和製英語の意外な雑学、雨の日でも濡れにくい理由など、誰かに話すときっと会話が盛り上がります。特に、オープンカーが湘南に集まる話は、車好きでなくても面白がってもらえるかもしれません。

ちょっとした雑談や話題作りに、ぜひ今日知ったことを身近な人に話してみてください。あなたのちょっとした一言が、意外な会話のきっかけになるかもしれませんよ。

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