サッカーの試合で選手と子どもが一緒に入場する意外な理由とは!?『スポーツ』における意外な雑学6選

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スポーツにはあまり知られていない雑学がたくさん!

サッカーや野球、バスケットボールなど、日本ではさまざまなスポーツが盛り上がりを見せています。

そんな中、実際に自分が競技をしたり観戦していると、各スポーツの制度やルール、技などにおいて、どうしてそうなっているのか気になることもたくさん出てきますよね。

今回は、人気スポーツの意外と知られていない雑学をご紹介します!

スポーツにまつわる意外な雑学6選

サッカーでエスコートキッズと入場するのはフェアプレーのため

サッカーの試合が始まる直前、選手が子どもたちと手をつないで入場する「エスコートキッズ」と呼ばれる制度は、選手にフェアプレー精神を忘れないようにしてもらうため始まったと言われています。

サッカーは時に、選手同士の激しい競り合いが起きるスポーツです。しかし、子どもたちも見ていることを意識してもらえれば、選手は自然と子どもの手本となるような試合をしようと思うようになるでしょう。

また、選ばれた子どもたちにとっても選手との思い出ができ、サッカーへの興味が一段と増すメリットもあるのです。

野球の始球式での空振りは偉人の投球をフォローした名残り

野球の試合前に行われる始球式では、投手としてマウンドに立った人が投げたボールは打たずに空振りするのが暗黙の了解となっています。きっかけとなったのは、1908年に早稲田大学野球部とアメリカの大リーグ選抜が試合をする前に行った始球式です。

投手を務めたのは、早稲田大学創設者であり、政治家の大隈重信。しかし、投げたボールはストライクゾーンから大きく外れてしまいました。

すると、大隈を尊敬していた早稲田の打者は機転を利かせて、ボール判定にならないように空振りをし、ストライクにして見せたそうです。この事例から、始球式は投手役の人に敬意を表すため、空振りをするようになったとされています。

バスケのゴールにバックボードがあるのは観客の邪魔を防ぐため

バスケットボールのゴールリングの後ろには、四角いバックボードがくっついています。これは、シュートを入りやすくするためのものではありません。

かつてはなかったバックボードが取り付けられたのは、競技人気が増して2階席にまで観客が増えるにつれ、その人たちが手を伸ばしてシュートを妨害するようになってしまったからだそうです。

バレーボールには日本発祥の技がたくさん存在する

身長が高いほど有利なバレーボールにおいて、日本人は体格の不利を補って勝つため、さまざまな技を編み出し、世界が真似をするようになりました。

相手のスパイクを倒れ込みながら拾い、すぐに起き上がる「回転レシーブ」や、体育館の照明やボールの落下速度まで利用する「天井サーブ」、ジャンプのフェイントで相手のブロックのタイミングをずらす「1人時間差」、「Bクイック」や「Cクイック」といった速攻攻撃も、日本のチームが考案した技です。

柔道における最高位の帯の色は赤色

柔道が強い段位者と言えば「黒帯」のイメージが強いですが、講道館のルールでは黒帯を超える段位の帯の色も規定されています。

男性の場合、黒帯は初段から五段までで、六段から八段は「紅白帯」、九段や十段ともなれば「赤帯」という、特別な名誉を得た人のみが締めることができる色が存在します。

大相撲本場所の土俵に使われる土はすべて川越産

東京・大阪・名古屋・福岡で1年に6回開催される大相撲本場所の土俵はすべて、埼玉県川越産の「本荒木田土」が使われています。この土には、崩れにくい土俵を作るのにぴったりな固まりやすさと、力士の膝への衝撃を和らげる粘土のような柔らかさがあるのだそう。

この土は、採取・管理・運搬を手掛ける初野建材工業が、1年をかけて丁寧に土から植物などを取り除き、季節に合わせた水分調整まで行っています。

みんなでスポーツを盛り上げよう!

今回は6つのスポーツに関する雑学をご紹介しました。意外と知られていない豆知識は、各スポーツにまだまだたくさん存在します。

自分のお気に入りの競技を観たり、やってみる時には、そのスポーツの成り立ちやルール、使用するアイテムなどにも注目してみると、面白さが深まるかもしれません。

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