ある日突然、自宅に届いた封筒…10年前に亡くなったはずの父が書いた『まさかの手紙』が413万再生「もらい泣きした」「涙腺崩壊」

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家族に宛てて届いた1通の手紙…それは、10年前に病気で亡くなった父からのサプライズでした。

家族への想いがたっぷり詰め込まれた父の言葉を読む娘さんの様子がInstagramに投稿されると、413万再生を超える大反響を呼び、5.5万いいね!が寄せられています。

大好きなお父さんから突然の手紙

動画の投稿主は、女性目線での富山の暮らしや楽しみ方を発信している「えみこむ」さん。ある日、えみこむさん家族の元に、ある人物から1通の手紙が届きました。

えみこむさん家族の元に届いた1通の手紙

その差出人とは、えみこむさんのお父さん。しかし、えみこむさんのお父さんは、がんによって10年前に50歳の若さで亡くなっているはずなのです。

差出人は・・・まさかの天国にいるお父さん!

なぜこんなに月日が経っているのに手紙が届いたのか、そのわけはお父さんが亡くなる4ヶ月前に仕事の関係で訪れた愛知県・明治村の「はあとふるレター」というサービスにありました。これは、書いた10年後に手紙を届けることができるもので、お父さんは家族に内緒でこっそり用意していたようです。

生前に明治村で書かれた手紙だった

手紙を見て、えみこむさんはもちろん、お母さんや弟さんもびっくり。何だか読むのがもったいないような気持ちで、家族はひとりひとり部屋にこもってじっくり読むことにしました。

最後の手紙を読むのは何だかもったいない気持ち

どんなことが書いてあるのか読んでみると・・・

えみこむさんが部屋で手紙を開くと、そこには懐かしいお父さんの文字。思わず涙があふれます。

懐かしいお父さんの字に涙

手紙の中には、「結婚して子供何人かいるのかな?」「中年太りしてない?笑」「お父さんが早く死んだせいで結局貧しくさせたね。ごめん」「おじいちゃんたちの老介護は大丈夫?」など、当時22歳だったえみこむさんの10年後を想像して心配するお父さんの想いが詰め込まれていました。

10年後のえみこむさんを心配するお父さんの言葉

その予想や心配は、10年後の現在1つも当たっていなかったそうですが、死に直面しているお父さんの気持ちも書かれた手紙は、えみこむさんに「1日1日の大切さ」をより一層教えてくれたようです。

父の心配事は1つも当たっていなかったけど嬉しい

優しい想いが詰まった手紙は家族の宝物へ

えみこむさんはかつて、反抗期を迎えた時にはお父さんとよくケンカもしていたのだそう。そんな紆余曲折もあった心配性のお父さんから届いた手紙は、切なくも嬉しいものでした。

父から家族への想いにしみじみ・・・

そして、手紙にはラブレターにも思えるようなお母さんへの愛や、当時まだ成人していなかった弟さんへの想いのほか、「ありがとう」と「さようなら」も書かれていました。

お父さんからの「ありがとう」と「さようなら」

えみこむさんが「さようなら」の意味を改めて調べてみると、「左様なら=”そうならねばならぬのなら”。別れたくない、しかたがないというニュアンスが込められた世界で一番美しい別れの言葉」でもあるのだとか。

天国にいるお父さんからの最後の手紙を家族に届けてくれた明治村の取り組みに、えみこむさんは感謝の気持ちでいっぱいとなったようです。

明治村さん、ありがとう

この投稿には、『なんて素敵な手紙でしょう…愛ですね♡』『家族思いの素敵なお父さん』『何があるかわからない人生本当に大切に過ごさないといけないなぁと改めて思いました』『手紙で時を超えて繋がるって素敵』など、絶賛と感動の声が集まりました。

えみこむさん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!

写真・動画提供:Instagramアカウント「富山旅女子えみこむ|富山観光」さま
執筆:orion
編集:もふたん編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。

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