2月4日は『ビートルズの日』!ファンが生み出した記念日の真相とは?

雑学

ビートルズの日ってどんな日?実は2つあるって知ってた?

ビートルズといえば、ロックの歴史に燦然と輝く伝説のバンド。彼らの音楽を聴いたことがなくても、「Hey Jude」「Let It Be」「Yesterday」などのタイトルは聞いたことがあるのではないでしょうか?それほど世界中の文化に根付いた存在です。

でも、「ビートルズの日」と聞いてピンとくる人は意外と少ないかもしれません。しかも驚くべきことに、この記念日は2月4日と6月29日の2回あるんです!

「え、そんなに特別な日なの?」と思うかもしれませんが、それぞれにちゃんとした由来があります。2月4日は、ファンによって生まれたユニークな記念日。6月29日は、日本にとって特別な意味を持つ日です。

この2つのビートルズの日を知ることで、彼らの音楽や歴史をもっと楽しめるかもしれません。今回は、ビートルズの日がなぜ存在するのか、どんな意味があるのかを詳しく解説していきます。

2月4日はなぜ「ビートルズの日」になったのか

2月4日が「ビートルズの日」とされた理由は、ちょっとした言葉遊びから始まりました。

「Fab.4(ファブ・フォー)」というビートルズの愛称と「Feb.4(2月4日)」をかけて、ファンの間で記念日として親しまれるようになったのです。

「Fab.4」って何?

ビートルズのメンバーは、

  • ジョン・レノン(ボーカル、ギター)
  • ポール・マッカートニー(ボーカル、ベース)
  • ジョージ・ハリスン(ギター、ボーカル)
  • リンゴ・スター(ドラム、ボーカル)

この4人組の偉大さを称えて、「Fabulous Four(素晴らしい4人組)」を略した「Fab.4」という愛称が生まれました。
それをさらにユーモアのある発想で、「Fab.4」=「Feb.4(2月4日)」に結びつけたんですね。

正式な記念日として登録されたわけではありませんが、ファンの間では「2月4日はビートルズを聴く日」として知られ、SNSなどでも話題に上がることが増えています。

ファンがつくった記念日なら、どれほどの影響力があるの?

実は、ビートルズの影響力は今でも世界的に健在です。

彼らの楽曲は時代を超えて愛され、日本の音楽の教科書にも「Yesterday」「Let It Be」「Hey Jude」などが掲載されるほど。そのため、ファンが自然に生み出した2月4日という記念日も、広まり続けているのです。

たとえば、SNSで「#ビートルズの日」と検索すると、2月4日には多くの投稿が見つかります。ファンアートやお気に入りの楽曲のシェア、思い出話など、ビートルズ愛が溢れた投稿が並ぶ日。それが2月4日なのです。

2月4日はどんな日?他の記念日と比べてみる

2月4日という日付そのものに特別な意味があるのか、気になりませんか?

実は、日本では「世界対がんデー」や「ぷよの日」など、いくつかの記念日と重なっています。

でも、ビートルズの日のように音楽に特化した記念日はほとんどありません。ロックの歴史を変えたバンドを称える日として、ファンの間で特別な存在感を放っているのです。

また、他の記念日と違って政府や企業が制定したものではなく、ファンの文化として広まったという点もユニーク。例えば、エルヴィス・プレスリーやボブ・マーリーの誕生日は公式に「記念日」とされていますが、ビートルズの日はまったく異なる成り立ちを持っています。

「音楽は人々の心に刻まれるもの」とよく言いますが、まさにビートルズの日はその象徴ともいえる記念日ですね。

6月29日も「ビートルズの日」?その理由とは

「ビートルズの日」として有名なのは2月4日ですが、実は6月29日も「ビートルズの日」なんです。

「え、2つもあるの?」と思うかもしれませんが、これは日本独自の理由があります。6月29日は、ビートルズが初めて日本に上陸した日。つまり、日本のビートルズファンにとって特別な日なのです。

1966年6月29日、ビートルズがやって来た!
1966年、ビートルズは世界ツアーの一環として、日本へやってきました。彼らが羽田空港に降り立った瞬間、日本中が騒然としました。新聞やテレビは大々的に報じ、当時の若者たちは「ついに本物のビートルズが来た!」と大興奮。

しかし、彼らの来日は決して歓迎一色ではありませんでした。

「ビートルズが武道館でライブ?ありえない!」
今でこそ音楽の聖地として知られる日本武道館ですが、当時は「武道を行う神聖な場所」という認識が強く、ロックバンドのライブを行うことに反発がありました。

「外国のロックバンドに神聖な場所を使わせるなんて!」と、一部の政治家や文化人から大反対を受けたのです。

ビートルズの武道館公演と日本社会の変化
それでも、ビートルズは6月30日から3日間、日本武道館でライブを決行。当時は「不良の音楽」と見られていたロックですが、ビートルズの影響で日本の音楽文化が変わっていきました。

この公演は日本のロック史における転換点になり、その後、武道館はクイーンやKISS、エリック・クラプトンなど多くの世界的アーティストが公演を行う場所へと変わりました。

6月29日のビートルズの日は、日本の音楽シーンが変わった記念すべき日なのです。

ビートルズの日って何をするの?楽しみ方いろいろ

せっかくの「ビートルズの日」、ファンなら何か特別なことをしたくなりますよね?ここでは、ファンの間で楽しまれているビートルズの日の過ごし方を紹介します。

ビートルズの名曲をじっくり聴く

ビートルズの音楽は何十年経っても色褪せない魅力があります。「Hey Jude」「Let It Be」「Yesterday」など、名曲を一気にプレイリストに詰め込んで、一日中ビートルズに浸るのもオススメ!

ちなみに、ビートルズの楽曲はサブスク解禁されているので、SpotifyやApple Musicで簡単に聴けるようになりました。

映画やドキュメンタリーを観る

ビートルズの世界をもっと知るなら、映画がピッタリ。

🎬 『A Hard Day’s Night』(邦題:ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!)
ビートルズの初主演映画。彼らの若さとエネルギーが詰まった作品で、モノクロ映像も味わい深い。

🎬 『The Beatles: Get Back』(2021年公開
ビートルズの解散前の様子をリアルに記録したドキュメンタリー。ジョンとポールの関係性や、バンドの音楽作りの裏側が垣間見える。

他にも『Yellow Submarine』や『Help!』など、彼らのユーモア溢れる映画もあります。

ビートルズファン同士で集まる

一人で楽しむのもいいけれど、ビートルズの話ができる仲間と一緒なら楽しさ倍増!

  • ライブハウスでのビートルズ・トリビュートイベントに参加
  • ビートルズ好きな友達とカラオケで名曲を歌いまくる
  • ビートルズバーやレコードショップで、レアなグッズを探す

ビートルズは時代を超えて愛されているので、世代を問わず楽しめるのが魅力ですね。

ビートルズの日をもっと楽しむための豆知識

ここまで読んでくれたあなたに、ちょっとしたビートルズ雑学を紹介します!

🎸 ビートルズのバンド名の由来
「Beatles(ビートルズ)」は、「Beat(ビート=リズム)」と「Beetles(ビートル=カブトムシ)」を掛け合わせた造語。ジョン・レノンが名付け親で、バディ・ホリーのバンド「クリケッツ(コオロギ)」を参考にしたと言われています。

🎤 伝説の日本武道館ライブ
1966年の武道館ライブでは、実は観客の半分以上が警察官だったとか!熱狂するファンの暴走を防ぐため、厳重な警備が敷かれました。今では考えられない光景ですよね。

🌍 ビートルズの影響力は今も健在
ビートルズの曲は、今でもCMや映画で頻繁に使われています。例えば、「Here Comes the Sun」や「Come Together」などは、広告やドラマで耳にすることが多いですよね。知らず知らずのうちに、私たちはビートルズの音楽に触れているのです。

誰かに話したくなるビートルズの日の話

2月4日と6月29日、2つの「ビートルズの日」は、それぞれ違った意味を持つ特別な日。

でも、せっかく知ったなら、「へぇ~そうなんだ」で終わらせるのはもったいない!友達や家族との会話で、「実はビートルズの日って2回あるんだよ」と話せば、ちょっとした雑学マスターになれるかも。

ここでは、誰かに教えたくなる「ビートルズの日」に関する面白い話を紹介します!

ビートルズの音楽は宇宙に行っている?
実は、2008年にビートルズの「Across the Universe」が、NASAによって宇宙に向けて発信されたことがあります。

これは、NASAの創設50周年を記念して行われたプロジェクトで、楽曲は北極星へ向けて送信されました。つまり、今もどこかの銀河でビートルズの音楽が鳴り響いているかもしれない…!「ビートルズの影響力は地球だけにとどまらない」と言われるのも、あながち冗談ではないのです。

ビートルズのレコードは1秒に何枚売れている?
ビートルズのアルバムやシングルは、これまでに全世界で6億枚以上売れたと言われています。

これを単純計算すると、今でも1秒に1枚以上のビートルズのレコードやCDが売れていることになります。彼らの音楽がどれだけ世界中で愛され続けているのかが分かりますね。

ビートルズの曲は学校の教科書にも載っている
「Yesterday」や「Let It Be」など、ビートルズの楽曲は日本の音楽の教科書にも掲載されています。

それだけでなく、英語の教科書にもビートルズの歌詞が例文として載ることもあるほど。「学校で習ったあの曲、実はビートルズだった!」なんてことがあるかもしれません。

ビートルズの日を楽しむなら、今からでも遅くない!

ビートルズの音楽は、特定の世代だけのものではなく、今も世界中で愛され続けています。2月4日と6月29日、どちらのビートルズの日も、彼らの偉大な功績を称え、音楽に浸るのにぴったりの記念日。

こんな楽しみ方もアリ!

  • ビートルズの曲を一日中聴いてみる
  • 映画やドキュメンタリーを観て、彼らの歴史を知る
  • ビートルズ好きの友人や家族と語り合う
  • SNSで「#ビートルズの日」と投稿してみる

今日の話、友達や家族に話してみませんか?

「実はビートルズの日って2回あるんだよ」と言えば、ちょっとした雑学トークのネタになります。「え、なんで?」と聞かれたら、「2月4日は語呂合わせ、6月29日は日本の音楽史を変えた日!」と、さらっと答えられたらカッコいいですよね。

ビートルズの音楽と共に、この記念日を楽しんでみてください!

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