日本でも人気な食べ物「サンドイッチ」
サンドイッチといえば、2枚のパンにハムやレタス、卵サラダなどの具材が挟まれている軽食。みなさんの中でも、よく食べている方は大勢いらっしゃると思います。日本人からも親しまれているサンドイッチですが、いつ、どこの国で発祥したのか?なぜサンドイッチというのか詳しく知っている方はそう多くないはず。
そこで今回はサンドイッチに関する面白い雑学をお届け。最後までお読みいただくと、サンドイッチがもっと美味しく感じられるようになるはずです。
「サンドイッチ」という名前の由来
サンドイッチの名前の由来は、18世紀後半のイギリスに遡ります。“第4代サンドウィッチ伯爵”こと「ジョン・モンタギュー」にちなんで名づけられたとのこと。
サンドウィッチ伯爵は大のカードゲーム好き。あまりにも好きすぎて、食事しながらカードゲームを楽しめる方法を模索したそうです。そこで、出てきたのがパンに具材を挟んだだけのシンプルな料理。つまり現在におけるサンドイッチです。
サンドウィッチ伯爵は、この料理を大層気に入ったそうで頻繁に食べていたそうです。サンドウィッチ伯爵の食事スタイルは社交界でも話題に。伯爵の名前にちなんで『サンドイッチ』と名付けられたそうです。
ただ、この説には少しニュアンスが違うのでは、という意見もあります。というのも、“第4代サンドウィッチ伯爵”「ジョン・モンタギュー」はとても忙しい人物だったとのこと。そのため、カードゲームなど娯楽を四六時中楽しむ余裕はなかったのではないかと言われています。このことから、実はカードゲームではなく「書類仕事をしながら食べられる料理」を模索していたのではないか、という説もあるそうです。
真偽はどうあれ、私たちが知るサンドイッチという料理は、この“第4代サンドウィッチ伯爵”「ジョン・モンタギュー」という人物に由来しているのです。
パンに具材を挟むスタイルは古くからあった
前述の通り「サンドイッチ」という名称が誕生したのは18世紀後半のイギリスですが、パンに具材を挟む食べ方自体はもっと昔からあったと言われています。たとえば、古代ローマ時代のオッフラや中東のピタ、インドのナン、メキシコのタコスなどが挙げられます。
どの料理がイギリスのサンドイッチに繋がったのか、詳細な起源は不明とされていますが、パンに食べ物を挟んで手軽に食べるというアイデアは昔から世界中であったようです。
サンドイッチを食べるときに今回の雑学を思い出そう!
今回の雑学を振り返ってみましょう。サンドイッチの語源は、18世紀後半のイギリスにいたとされる“第4代サンドウィッチ伯爵”「ジョン・モンタギュー」。ジョン・モンタギューが食事をしながらカードゲーム、もしくは仕事をするために食べていたことで「サンドイッチ」と名づけられたとされるのが有力な説です。
今回の雑学、サンドイッチを食べるときにでも思い出してみてください。他の人にも教えてあげると食事の場がもっと盛り上がることでしょう。