『ハンドルネーム』と『ペンネーム』
インターネットや創作活動の場で使われる「ハンドルネーム」と「ペンネーム」。どちらも本名ではない名前を指しますが、実はその使われ方には違いがあります。
今回は、「ハンドルネーム」と「ペンネーム」の違いについてわかりやすく解説。最後までお読みいただくと、ハンドルネームとペンネームを間違って使う心配もなくなるでしょう。
そもそも「ハンドルネーム」とは
ハンドルネームとは、インターネット上で使うニックネームのことです。頭文字を取って「HN」や「ハンネ」と略されることがあります。要するに実名を伏せてやり取りする際に使われる名前のこと。SNSにおけるアカウント名も一種のハンドルネームといえます。
使い捨てではない固定のハンドルネームは「固定ハンドルネーム」、略して「コテハン」や「コテ」と呼ばれます。一方、その場限りで使われる使い捨ての名前は「捨てハンドル」や「捨てハン」と呼ばれます。
掲示板やブログ、SNSなどインターネットコミュニティにおいて、実名での活動は住所特定や犯罪に巻き込まれるなどのリスクが伴います。こうしたリスクを避け、ストーカー被害やネット犯罪から身を守るため、ハンドルネームが使われるようになりました。
一方、「ペンネーム」とは
ペンネームとは、小説や漫画、絵画などを発表する際に、本名ではなく使われる名前のことです。その名の通り、執筆や創作活動を行う際に使用されるニックネームで、昔から広く使われてきました。
特に文芸作品や批評、漫画の作者が使うことが多いですが、稀に実用書や論文などでも見られることがあるそうです。
『ハンドルネーム』と『ペンネーム』の違い
それでは、ハンドルネームとペンネームの違いをまとめてみましょう。
- ハンドルネーム：インターネット上（SNS、掲示板、ゲームなど）で実名を隠して活動するためのニックネーム。一時的に使うことが多く、変更もしやすい。
- ペンネーム：小説、漫画、絵画などの作品発表時、クリエイターや作者としての名前を使うためのニックネーム。大事に長く使われることが多い。
さらに簡単に表現すると、『ハンドルネーム』はネットでの活動で使う名前。『ペンネーム』は執筆した文章や作品を発表する際の名前という違いです。
『ハンドルネーム』と『ペンネーム』を使うとき今回の雑学を思い出してみよう
今回の雑学を振り返ってみましょう。ハンドルネームとは、インターネット上で実名を隠すために使うニックネームのこと。一方、ペンネームは小説や漫画などの作品発表時に使う名前のことです。簡単に言うと、ハンドルネームはネット用、ペンネームは作品用の名前です。
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