『推し活』と『オタ活』の違いは何?Z世代が教える新しい応援スタイル

雑学

『推し活』と『オタ活』

「推し活」と「オタ活」という言葉、どちらもよく耳にするけれど、実際に違いを説明できる人は意外と少ないのではないでしょうか?どちらも“好き”を楽しむ活動ですが、その使われ方には微妙な違いがあります。

今回は「推し活」と「オタ活」の違いを詳しくご紹介します。最後までお読みいただくと、推し活・オタ活がいまよりもっと楽しめるかもしれませんよ。

そもそも「推し活」とは…

まずは「推し活」とは、そもそも何かについてから解説します。「推し活」は、可愛いアイドルやアニメのキャラクターなどをいわゆる『推し』と呼び、様々な方法で応援することです。

たとえば、アイドルのライブやアニメのイベントに参加したり、キャラクターのグッズを集めたり、作品に関連する場所「聖地」を巡ったりするのもその一環です。

推し活の語源は女性アイドルグループのファンの間で、お気に入りのメンバーを応援する「推し事(おしごと)」から派生したとされています。

それでは「オタ活」は…

一方、「オタ活(もしくは、ヲタ活)」とは、「オタク活動」を略した言葉。推し活と同様、自分の好きなものを応援する活動。元々は漫画・アニメ・ゲーム・アイドルといったいわゆる“オタク”文化に関連する分野で使われていた言葉です。

ただ、最近ではジャンルを問わず、自分の好きなことに関する活動全般を「オタ活」と呼ぶ人も増えています。

『推し活』と『オタ活』の違い

「オタ活」と「推し活」は、どちらも自分の好きなものを応援する活動であり、明確な定義もあるわけではありません。ただ、使われ方には少しだけ違いがあります。

「オタ活」は、アニメやゲーム、アイドルなどに熱中する“オタク”文化に由来し、やや上の世代に馴染みのある言葉とされています。一方で、「推し活」はZ世代を中心に広まり、応援対象も俳優、YouTuber、動物など多岐にわたるのが特徴です。

また、「オタ活」は熱狂的なファン活動、「推し活」はもう少しライトな応援というイメージで使い分ける方もいるそうです。ただし、前述した通りどちらも「好きなものを応援する気持ち」に変わりはなく、明確な線引きがあるわけではありません。

近年、「オタク」という言葉に対する抵抗感が薄れつつあるものの、「推し活」という言葉のほうがカジュアルで受け入れやすいという意見も多く、オタ活を推し活と呼ぶケースも増えているそうです。推し活の広がりとともにオタ活との境界線は、さらに曖昧なものになりつつあるのかもしれません。

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