『数独』と『ナンプレ』
数字を使ったパズルゲームとして人気の「ナンプレ」と『数独』。どちらも同じルールのゲームですが、実はとあるものが異なることをご存じでしょうか?
今回はナンプレと数独に関する雑学を紹介。最後までお読みいただくと、ナンプレと数独で遊びたくなるかもしれません。
そもそも『数独』と『ナンプレ』とは
まずは、「ナンプレ」と『数独』が、どんなゲームなのかおさらいしましょう。
「ナンプレ」と『数独』は、どちらも9×9のマスに1〜9の数字を当てはめていくパズルゲーム。縦・横・3×3のブロック内に同じ数字が入らないように埋めていくルールです。シンプルながら奥深い楽しさがあるため、老若男女問わず人気なパズルゲームです。
「ナンプレ」と「数独(SUDOKU)」は、日本だけでなく世界中で親しまれています。意外と世界的に知名度が高いゲームなのです。新聞や雑誌、スマホアプリなどでもよく見かけますよね。
『数独』と『ナンプレ』は何が違う?
そんな「ナンプレ」と『数独』ですが、前述したとおりルールはまったく同じです。そのため同じゲームといっても過言ではありません。ただし、名前以外に違うポイントがひとつだけあります。その答えは、誕生した由来です。
「ナンプレ」こと「ナンバープレイス」は、元々アメリカの建築家が考案したゲーム。パズル雑誌に掲載されたことをきっかけに、一定の人気を集めました。これに注目したのが、日本のパズル制作会社「ニコリ」の代表取締役だった「鍜治真起」氏。ナンプレの面白さに魅了された鍛冶氏は、日本で紹介する際に「数独」という名称をつけ商標登録しました。
シンプルながら奥深いこのパズルは、すぐに日本国内で人気が拡大。やがて海外にも広まり、「Sudoku」として世界中で親しまれるようになりました。
ただ、日本国内では「数独」という名称はニコリが商標登録しているため、ニコリが関与していないものには「ナンプレ(ナンバープレース)」という表記が使われることが一般的。一方、海外では「Sudoku」という名称が広く定着している他、元の「ナンバープレイス」という呼び方も使われ続けています。
この機会にナンプレと数独で遊んでみよう!
今回の雑学を振り返ってみましょう。
「ナンプレ」と『数独』は、9×9のマスに1〜9の数字を埋める同じルールのパズルゲームです。もともとはアメリカで「ナンバープレイス」として誕生し、日本のパズル会社ニコリが「数独」という名称で商標登録しました。
その後、日本で人気が広がり、逆輸入される形で「Sudoku」として世界中に普及。国内では商標の関係で「ナンプレ」とも呼ばれますが、海外では「Sudoku」の名が定着しています。
いままでナンプレや数独を遊んだことがない方は、今回の記事をきっかけに遊んでみてください。面白くてハマってしまうかもしれませんよ。