ただの球切れじゃなかった!?高速道路のトンネルで照明が消えている意外な理由とは?

雑学

消えていることがある高速道路の照明

高速道路のトンネルを走っていて、「あれ?電気がついていない……?」と不安になったことはありませんか?「ただの球切れかな?」と思いきや、実は照明が消えているのには意外な理由があるのです。

安全第一の高速道路で、なぜわざわざ照明が消されることがあるのか…今回はその理由について解説します。最後までお読みいただくと、高速道路事情についてちょっぴり詳しくなれることでしょう。

トンネルの電球が消えているのは事故防止のため

高速道路のトンネルに設置されている照明は、「入り口」「内部」「出口」の3つのエリアに分けて配置されています。照明の主な役割は、トンネル内での視界を確保し、障害物などを早く見つけられるようにすることにあります。日中でもトンネルの中は暗く、照明がなければほとんど視界がききません。

ただ、トンネルを走っていると、「あれ? 一部の照明が消えてる?」と感じることがありますよね。これにはきちんとした理由があります。それは「事故を防止」するため。

トンネル内の明るさと外に出たときの明るさに差があると、運転中に目がくらんでしまいます。そうなると、事故を引き起こすリスクが高くなってしまいます。そこで、照明の一部をあえて消しておくことで、明るさのギャップを緩やかにし、目の負担を減らしているのです

ちなみに、照明の配置にも配慮があります。照明を等間隔で設置すると、明るいところと暗いところの差が目立ち、ちらついて感じられることがあります。こうした不快感を軽減するため、光の周波数や明るさを調整し、快適な視界を維持しているのです。

高速道路のトンネルに入ったら今回の雑学を思い出してみよう!

今回の雑学を振り返ってみましょう。

高速道路のトンネルで照明が一部消えている現象。これは、安全のために意図的に行われているケースが多いのです。

トンネル内の照明は「入り口」「内部」「出口」の3つに分かれており、視界を確保して安全に走行できるよう設計されています。ところが、トンネル内と外の明るさに大きな差があると、目がくらんで事故につながることがあります。そのため、あえて一部の照明を消して明るさの差を緩やかにし、ドライバーの目の負担を減らしているのです。

今回の雑学、高速道路のトンネルに入ったときにでも思い出してみてください。もしかしたら、長年の疑問が解消されスッキリとした気持ちで車を運転できるかもしれませんよ。

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