深海にはまだまだ未知の生き物が暮らしている・・・そんなワクワクした思いでいっぱいになってしまう動画がX(旧Twitter)に投稿されました。
陸上に住む「ゾウ(象)」のような顔と動きをしている不思議な生き物「ゾウクラゲ」を投稿主さんが紹介すると、Xで2584万回を超えて表示され、19万いいね!が集まるほどの大反響を呼んでいます!
深海生物ゾウクラゲの顔マジでゾウすぎない???
これで巻貝の仲間なのバグすぎでしょ pic.twitter.com/UXUZzs9Fxe— あらかわちゃんねる (@turisaitama) February 18, 2024
手のひらの上の小さな生き物は何?
珍しい生き物や深海生物の情報を発信している投稿主さんが、普通ならなかなか見かけることがないとある不思議な生き物をXで紹介してくれました。
漁港に生き物探索をしに行った投稿主さんが発見し、捕まえたというその生き物は、まるでガラスのように透き通った体をしていて、生き物に詳しい人でないとパッと見ただけではそれが何の種類の生物なのか見分けがつきません。投稿主さんの手のひらの中で動く様子を見てみると、体はとっても柔らかそう。
さらに気になるのは、この生き物の顔の先端に、まるで「ゾウ(象)」の鼻のようなものがあること!顔から続くそこだけが細く長く伸びていて、体よりももっと柔軟な動きを見せています。
つぶらな瞳が可愛い「ゾウクラゲ」
この生き物は、深海に暮らす「(ハダカ)ゾウクラゲ」だそう。透明な体つきは神秘的で、美しさも感じます。
ゾウクラゲは「クラゲ」という名前がつきながら、実は巻貝の1種なのだとか。ハダカゾウクラゲには貝殻がありませんが、ゾウクラゲの仲間には貝殻が付いているものもいるようです。
本来ゾウクラゲはとても珍しい生き物で、生涯を洋上や深海をふよふよと漂いながら生きています。今回はそんなゾウクラゲを投稿主さんが見事発見して捕まえたわけですが、特筆すべきはその可愛い顔!
「やばくないですか?」という言葉とともに紹介されたゾウクラゲの顔を正面から見てみると、何ともつぶらな2つの瞳がこちらを見返してきているようです。
「鼻」の動きがゾウにそっくり!
そして、ゾウクラゲの細長い顔の先端が上下左右にゆらゆらと動く姿は、まるで本物の「ゾウ(象)」そっくり!本当は「鼻」ではなく貝の「口」に当たる部分だそうですが、つぶらな瞳と合わさり、愛らしさがアップしているようにも見えます。
手のひらに納まってしまうサイズのゾウクラゲ。何だかガラスの作り物のようにも見えてしまう不思議で可愛い生き物に、まだまだ地球の面白さを感じずにはいられませんね!
この投稿には、『うわーー!!!超好きな顔してます!!!可愛いすぎる』『鼻が動いてるみたいで余計象に見えますね』『え。クラゲちゃん?え?巻き貝?ゾウ?パニック笑』『こんな生き物いたんだぁ。透明で可愛い』などのたくさんのコメントも寄せられました。海の近くに行った時には生き物探索をしてみると、意外と楽しい出会いが待っているかもしれません。
投稿主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:Xアカウント「あらかわちゃんねる」さま
執筆:orion
編集:もふたん編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。