『守りたいこの感性…』点字付きの絵本を見た2歳児…男の子の可愛くて優しい発想に171万表示の反響「ぷちぷちの注射たまらん」

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目が不自由な子どもであっても楽しめるように、点字がついた1冊の絵本。凸凹のある絵本を触った男の子は、幼い子どもならではの柔軟な発想で思いついたとても素敵な言葉をママに伝えてくれました。

2歳の子どもが抱いた優しい気持ちを紹介した投稿は、X(旧Twitter)で171万回以上も表示され、6万5000件を超えるいいね!が寄せられています。

点字付きの絵本を見た男の子の感想

投稿主の「ことだま」さんは、2歳と0歳の兄弟を育てるママさん。ある日、2歳の長男くんと絵本を読んでいると、我が子の口から「このほんも あかちゃんのころに ぷちぷちのちゅうしゃ がんばったのかなぁ」と少し不思議な感想がこぼれ落ちました。

「ぷちぷちのしゅうしゃ」というのは、結核予防のために接種するハンコ注射(BCGワクチン)のこと。どうやら、絵本に目の不自由な子どもでも楽しめるよう点字が付いていたことから、絵本とハンコ注射を結びつけたようです。

息子さんと読んでいた絵本にあった優しい仕組み

点字が付いた絵本だった!

一方で、長男くんがなぜ「点字付きの絵本もハンコ注射を頑張ったんじゃないか」と思いを馳せたのかは、他人ではなかなか理解が追いつきません。

けれども、ママである投稿主さんは、長男くんが絵本にそんな感想を抱いた理由に心当たりがありました。

優しいお兄ちゃんだからこそだった!

実は、この少し前に0歳の次男くんがBCGワクチンを接種した後、その部位の肌がまさに点字のようにプツプツと腫れたことがあったのだとか。弟をいつも可愛がってくれている長男くんは、「ぷちぷち・・・」と、次男くんの肌をとても心配していました。

そこでママは、長男くんを安心させてあげるため、「長男くんもママも同じぷちぷち残ってるよ、あかちゃんの頃にお注射がんばったんだよ」と話してあげていたそう。

長男くんはママとしたこの会話を覚えており、点字付きの絵本を通して、まだ赤ちゃんである弟がハンコ注射を頑張った日のことを思い出したようです。

「ぷちぷち」を見て思い出したママとの会話

そして、表面に「ぷちぷち」が浮き出ている絵本もまた、ハンコ注射を頑張ったからこそこうなっているのでは・・・という心配と優しさを込めて、「あかちゃんのころに ちゅうしゃ がんばったのかなぁ」と伝えてくれたのでした。

絵本にも優しい気持ちを見せてくれるお兄ちゃんが素敵!

息子の発想と言葉選びに感動

投稿主さんは元々、弟のBCGワクチンの痕を心配してくれた長男くんの兄弟愛に「なんて尊い・・・!」と感動していたのですが、今回1冊の絵本に抱いた素敵な感想を聞いて、その思いはさらに強くなったようです。

大人であったら点字付きの絵本をそのままにしか捉えないところを、長男くんは2歳の感性で点字とハンコ注射をつなげるという面白い発想を披露した上、大人にはなかなかできない言葉選びもしてくれました。

そして何より、ママとの何気ない会話を覚えていたのは、弟を心配したお兄ちゃんとしての想いが強く残っていたからなのでしょう。

弟に寄り添うお兄ちゃん

2歳年下の弟を可愛がり、時には励まし、見守ってくれる長男くんの感性と柔軟な発想力、そして優しさを、いつまでも守ってあげたいと思ったママなのでした。

弟が頑張る時にはいつも応援!

この投稿には、『可愛い…尊い…!感性が豊かですこと…』『尊すぎる…』『自分が分かる言葉で一生懸命にお話をしてるのかわいい!!』『なんて可愛くて優しい発想…!!!愛おしすぎますね♡』など、絶賛のコメントがたくさん寄せられています。

投稿主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!

写真・動画提供:Xアカウント「ことだま☺︎2y+0y」さま
執筆:orion
編集:もふたん編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。

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