私たちがよく目にするマクドナルドのロゴといえば、大きな「M」の形をした黄色いマーク。しかし、このロゴの本当の意味を知っていますか? 実は、ただの「M」ではなく、意外な由来があるのです。
今回は、マクドナルドのロゴに隠された秘密や、その誕生の背景について詳しく解説していきます!
マクドナルドのロゴマークはMではなく「ゴールデンアーチ」
パッと見た感じ、マクドナルドのロゴは「M」の形に見えますよね。人によってはMcDonald’sのMだと思われる方もいるでしょう。でも、実はマクドナルドのロゴマークは「M」を表しているわけではないんです。
昔のマクドナルドの店舗には、「ゴールデンアーチ」と呼ばれる金色のアーチが2本設置されていて、それが屋根から突き出るようなデザインになっていました。このアーチこそが、現在のロゴの元になっているんです。
ゴールデンアーチの由来
ゴールデンアーチがロゴになった経緯について、もう少し詳しく深ぼっていきましょう。
マクドナルドを創業したのは、ハンバーガーレストランを経営していたマクドナルド兄弟。その後、1950年代に入り、レイ・クロックがチェーン展開を進めると、スピードと低価格を重視した店舗運営が本格化。その流れで、1953年には「スピーディ」という、急ぎ足のハンバーグをモチーフにしたキャラクターがロゴに採用されました。その後、一時的に文字だけのロゴになったものの、1962年には現在のデザインの原型が誕生したそうです。
前述のとおり、当時のマクドナルドの建物には「ゴールデンアーチ」と呼ばれる金色のアーチが2本取り付けられており、それが屋根に突き出る特徴的な形をしていました。この建物のデザインがロゴに反映され、やがてアーチが「M」の形を成すように調整されていったのです。現在では、文字のロゴはなくなり、2本のゴールデンアーチだけが象徴的なマークとして残っています。
マクドナルドのロゴを見たとき今回の雑学を思い出してみよう!
今回の雑学を振り返ってみましょう。
マクドナルドのロゴは「M」に見えますが、実は「ゴールデンアーチ」と呼ばれる店舗デザインが元になっています。創業当初の店舗には金色のアーチが2本設置されており、それがロゴのモチーフとなりました。1950年代にチェーン展開が進む中、一時は別のロゴも使われましたが、1962年に現在のデザインの原型が誕生。最終的にゴールデンアーチが「M」の形に調整され、現在のロゴとして定着しました。
今回の雑学、マクドナルドのロゴマークを目にした時にでも思い出してみてください。もしかすると、無性にマクドナルドのハンバーガーが食べたくなるかもしれませんよ。