ネットに絡まって動けなくなってしまった1羽の野生のスズメ。ケガをさせないようにネットから優しく救出してあげたら、その後まさかの行動に!
意外な方法でお礼を伝えに来てくれた様子がInstagramに投稿されると、動画は193万再生を突破し、3.3万いいね!が集まりました。
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ネットに絡まったスズメを発見
ある日、人の暮らしのそばで生きる野生動物の姿をInstagramで発信している投稿主さんは、農作物を保護するネットに絡まった生き物を発見しました。
そこにいたのは1羽のスズメ。いったいどうしてそんな風になってしまったのか、ネットの隙間から顔を出してはいるものの、羽や体が絡め取られて身動きできなくなっています。
近づく投稿主さんから逃げようとして必至にもがきますが、強固に絡まったネットからは自力で脱出することは難しそう…。
どうやらまだ巣立ち直後の若い個体の様子。このままでは飲食もできず衰弱するしかないスズメを、投稿主さんは救出することにしました。
優しく救出を試みる
投稿主さんはスズメの羽や体を傷つけないように、手に持ったハサミをネットの隙間にそっと入れていきます。
絡まっているところを1ヶ所ずつ切っていくと、スズメも少しずつ身動きできるようになり始めたようでした。慌てて逃げようと動くスズメを時には優しくなだめながら、投稿主さんは慎重に救出作業を続けます。
そして、ようやく体を絡め取っていたネットの隙間が広がると、スズメが勢いよく飛び出てきました。そのまま空へと飛び立っていったところを見ると、大きなケガや衰弱もなさそうです。
飛び立ったスズメがまさかの帰還!?
飛んでいったスズメが木の陰に隠れて見えなくなるまで見守っていた投稿主さんも、無事に小さな命を救い出すことができてほっとしたに違いありません。
しかし、このスズメの救出劇は、それだけでは終わりませんでした。なんと、少し時間が経ってから再びネットに覆われたエリアを見に行くと、そこには十数羽を超えるたくさんのスズメたちが大集合!
もしかして、先ほどのスズメの仲間たち・・・?ネットに覆われたハウスの中が安全だと認識したのか、スズメたちは内部で思い思いに過ごしていたのです。
ネットの内部にこんなにもスズメたちが大集合したのは、あの1羽を救出した直後だけで、翌日には元通り静かな様子だったのだそう。もしかしたら、昔話のように救い出してくれたお礼を伝えに来てくれたがゆえの不思議な光景だったのかもしれません♪
この投稿には、『雀の恩返し…みんなでお礼に来てくれたのかな?』『一族郎党、お礼にきたのね。尊い!』『なんか健気で可愛い~』『優しいから集まって来ちゃったんだなあ(笑)』『安全な場所だよってちゅんちゅんネットワークで拡散されちゃいましたね』などのたくさんのコメントも寄せられています。
投稿主さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:Instagramアカウント「キツネフレンズ【キツネと友達】」さま
執筆:orion
編集:もふたん編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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