細部までこだわり抜いて作られた「だんじり」のミニチュア。作ったのは、小学6年生の男の子!
9歳の頃から2年以上もかけて作られた完成品の出来に、X(旧Twitter)では351万表示を超える大好評となり、16万いいね!が寄せられています。
息子製作のミニだんじり
完成です❗️9歳から作りはじめ、2年以上かかりましたがやっと完成しました❗️ pic.twitter.com/ACJGLr28dL
— 織広堂@岸和田型ミニだんじり製作 (@orihirodo) December 14, 2024
ようやく完成したミニだんじり
「息子製作のミニだんじり 完成です!」とXに投稿したのは、父である織広堂さん。12月の半ばに息子さんが作り上げたのは、大阪の岸和田だんじり祭りで使われる豪華な山車のミニチュア版でした!
ミニだんじりとは言え、細部までこだわり抜いて設計された作品は、緻密な彫刻や組み物まで余すところなく再現されています。拡大して見てみると、その精巧さには驚くばかり。
何とこの息子さんが作り上げただんじりは、9歳の頃から小学6年生になった現在まで、2年以上の日々をかけて完成させたものなのだそうです。
彫刻の部分はほぼ機械加工によるものということですが、それでもここまで繊細に組み上げる技術は「職人技」と言っても過言ではありません。
コツコツと作り上げた日々
元々ミニだんじりを製作していたのは、父である織広堂さんでした。1/20のスケールで製作してきたそんな作品の数々は、息子さんの「作りたい」という意欲を大いに刺激したようです。
しかし、ガンダムのプラモデルの中でも難易度が高いシリーズを作り上げていた息子さんですら、ミニだんじり作りはそう簡単なものではなく…。
特に複雑で難しかったのは、だんじりの屋根の部分。ここがどうしても作業を停滞させてしまっていたそうです。
ところが、息子さんの成長に伴い作業がより捗るようになって、一気に完成までの道筋が見えてきたのだとか。小屋根、大屋根をコツコツと順に作り上げ、小学校卒業を前にして完成させることができました。
次は何を作る?
今回息子さんが作ったミニだんじりのモデルは、「岸和田 大手町」。息子さんが長い時間をかけて製作している間、父の織広堂さんもまた、異なる型のミニだんじりを作っていました。
作品を1つ完成させた息子さんは、達成感とさらなるやる気に満ちあふれているようで、次は「上町」モデルを作る!と意気込んでいるのだとか。
そんな風にたくさんの作りたいものに目を輝かせる息子さんを見て、織広堂さんも「自分が欲しいものを自分で作るってこんなに楽しい事やったんやな」と改めて気づいたそう。親子そろって取りつかれているだんじりの魅力は、留まるところを知らないようです♪
この投稿には、『お見事!』『手先の器用さ半端ない』『博物館に置いていても良いレベル』『息子さん凄い器用ですね!根気もあるし将来が今から楽しみ』『素晴らしいクオリティです!完成お疲れさま』など、たくさんのコメントが寄せられました。
織広堂さん、この度はご協力いただき誠にありがとうございました!
写真・動画提供:Xアカウント「織広堂@岸和田型ミニだんじり製作」さま
執筆:orion
編集:もふたん編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。