『楽観的=ポジティブ』ではない
突然ですが、みなさんは「楽観的な人=ポジティブな人」と思っていませんか? 確かにどちらも前向きな印象がありますが、実はこの二つには明確に違う言葉です。では、具体的にどんな違いがあるのか?
今回は、楽観的とポジティブの違いに関する雑学をお届け。最後までお読みいただくと、ちょっぴり物知りになれることでしょう。
そもそも『楽観的』とは?
楽観的な人とは、「物事が順調に進むと信じて不安を感じにくい」もしくは「考えない」」人のことを指します。先のことを深く心配せず、物事が自然とうまくいくと考える傾向があります。また、失敗しても引きずらず、前向きに行動できるのが特徴です。
ここだけ見ると良い傾向のように思えますが、言い換えればそれは状況を甘く見ているとも捉えられます。結果としてミスを繰り返したり、状況が悪化してしまうこともあるでしょう。
それでは『ポジティブ』とは…?
一方、ポジティブ思考の人は、「物事を前向きに捉え、積極的に取り組む姿勢を持つ」人のことを指します。問題が起きたときも目を背けずに向き合い、その状況の中で自分にできることを見つけようとします。
単に「なんとかなる」と楽観視するのではなく、困難の現実を受け止めたうえで解決策を模索し、試行錯誤を重ねながら前進しようとするのです。
『楽観的』と『ポジティブ』の違い
- 楽観的:物事が順調に進むと信じてあまり深く心配せず、気楽に構えること
- ポジティブ:物事や状況を前向きに捉え、積極的に取り組むこと
それでは『楽観的』『ポジティブ』の違いをまとめてみましょう。楽観的な人は、物事が自然とうまくいくと信じ、あまり深く悩まずに前向きに行動する傾向があります。
一方で、ポジティブな人は、問題が生じても目を背けずに受け止め、その中でできることを考えながら解決策を模索していきます。楽観的な考え方は「何とかなる」という思考が強いのに対し、ポジティブな思考は困難を受け入れたうえで積極的に動く姿勢が特徴です。
楽観的・ポジティブどっちかが優れているわけではない
楽観的とポジティブは似ているようで異なるもの。考え方や状況への向き合い方には大きな違いがあります。楽観的な人は「なんとかなる」と深く悩まず前向きに進み、ポジティブな人は困難を受け入れたうえで解決策を模索しながら行動します。
ただし、どちらが良い・悪いというわけではありません。大切なのは状況に応じて適切に考え方を使い分けること。自分に合った考え方を見つけ、前向きに日々を過ごしていきましょう。
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