首を振って歩いているように見えるハトたち
公園や街中でよく見かけるハト。歩くたびに首を前後に振っていることはみなさんお気づきですよね。でも、なぜハトはこんな歩き方をするのか? 実は、ハトは首を振っているのではなく、“ある工夫”をしているのです。
今回は、ハトの独特な歩き方の秘密について詳しく解説。最後までお読みいただくと、ハト博士に一歩近づけることでしょう。
首を振っているのではなかった
とあるイギリスの研究によると、ハトは歩くたびに首を振っているわけではなく、実は頭を一定の位置に保っていることがわかりました。ハトの歩き方は、まず首を伸ばして頭を静止させ、その間に体を引き寄せるように前進するという動きを繰り返しています。
この動作を高速で行うため、首を振っているような感じになっていたのです。
頭を静止させる理由
ハトが頭を静止させるのは、周囲の景色をはっきりと見るため。たとえば、人が走る電車の窓から景色を眺めるとき、視線を流れに合わせて動かさないとブレて見づらくなりますよね。
しかし、ハトの目は頭の横についており、さらに眼球がほとんど動かせません。そのため、人間のように目で追うことができず、代わりに首の動きを使って視界を安定させているのです。頭を一定の位置にキープすることで、移動中でも周囲の様子をクリアに捉えられる仕組みになっています。
すべては食べ物を探すため
そもそも、ハトが頭を静止させながら歩くのは、地面に落ちている食べ物を見つけやすくするためです。歩くハトをよく観察すると、時々地面をつついているのがわかります。実はこれ、食べ歩きをしているのです。
しかし、歩きながらでは近くのものがブレてしまい、小さなエサを見つけにくくなります。例えば、電車の窓から遠くの建物ははっきり見えても、近くの看板は素早く流れて見えづらいのと同じ原理です。
とはいえ、じっと立ち止まって探していては効率が悪く、十分なエサを確保できません。そこでハトは、歩きながら頭を一定の位置にキープすることで視界を安定させ、素早く食べ物を見つける「首振り歩き」をするようになったのです。
ハトたちを観察してみよう!
今回の雑学を振り返ってみましょう。
ハトは歩くときに首を振っているのではなく、頭を一定の位置に保っています。これは、景色をブレずに見るための工夫であり、特に地面の食べ物を探すのに役立っています。ハトの眼球はほとんど動かせないため、首を使って視界を安定させながら歩くことで、効率よくエサを見つけられるのです。
今回の雑学を参考に、道行くハトたちを観察してみてはいかがでしょうか。
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