4月1日は『ビックリマンの日』…なぜエイプリルフールなのか意外な真相

雑学

4月1日が「ビックリマンの日」になった理由

4月1日と聞くと、真っ先にエイプリルフールを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ところが、実はこの日、「ビックリマンの日」でもあるのです。

この記念日を制定したのは、「ビックリマンチョコ」でおなじみの株式会社ロッテ。2015年に、自社製品のコンセプトである「人を驚かせる・楽しませる」に合わせて、あえて4月1日を選びました。

エイプリルフールと重なったのは、まさに「人を驚かせたい」という遊び心から。このような背景を知ると、「なるほど、だから4月1日なのか」と妙に納得できますね。

実際、毎年この日にはファンを驚かせるような限定企画が発表され、多くの人が盛り上がっています。

ビックリマンの日にまつわる意外な雑学

「ビックリマンの日」には、まだまだ知られていない意外なエピソードや雑学がたくさん隠れています。ここでは、思わず誰かに教えたくなるような話題を取り上げます。

「裏ビックリマンの日」が存在する?

実は、「ビックリマンの日」にはファンだけが密かに楽しむ「裏ビックリマンの日」と呼ばれるイベントが存在します。これは公式にも触れられている話で、表には出にくいちょっとマニアックな楽しみ方として話題です。

例えば、2020年には「ビックリマンチョコ」の発売元であるロッテの球団創立70周年を記念し、スーパーゼウスがロッテオリオンズの懐かしいユニフォームを着た限定シールが登場しました。これには、昔の野球ファンもシールコレクターも驚きました。

「裏ビックリマンの日」は、単に表面的な楽しさだけではなく、ファンにとって特別な思い出や話題を提供する場にもなっています。まさに、ファンの心をくすぐる企画が散りばめられている日といえるでしょう。

スーパーゼウスの知られざる誕生秘話

ビックリマンシールの中でも、「スーパーゼウス」といえば知らない人はいないほどの知名度を誇ります。ところが、その誕生の裏には意外なストーリーがあるのです。

もともとスーパーゼウスは、企画段階ではまったく違うデザインだったと言われています。当初の案ではもっとコミカルでユーモラスな姿をしていましたが、シールを手がけるデザイナーが「もっと威厳があって親しみやすいキャラクターを」と方向性を一変させました。

この決断によって誕生した現在のスーパーゼウスは、当時の子どもたちの間で絶大な人気を博し、ビックリマンを象徴する存在になりました。デザイナーの直感的なアイデア転換が、後のヒットにつながったわけです。

こうした裏話を知ると、何気なく手にしていたシールにも特別な魅力を感じられますね。

ビックリマンの日に話題になる限定シールの世界

ビックリマンシールの楽しみ方はさまざまですが、特にファンが毎年注目するのは「限定シール」です。新作シールが発表されるたびに、子どもの頃からのファンも、大人になってから興味を持った人も一緒になって盛り上がります。

シール一枚で、まるで宝探しのようなワクワク感を楽しめるのも、ビックリマンの大きな魅力のひとつです。では実際に、最近どのような限定シールがファンを驚かせているのでしょうか?

2023年話題になった「トランスフォーマーコラボ」

2023年に発表され、特に話題になったのが「トランスフォーマー」とのコラボシールです。この限定シールでは、ビックリマンの世界観とトランスフォーマーのロボットたちが見事に融合しました。

スーパーゼウスがトランスフォーマーのキャラクター風にアレンジされていたり、逆にトランスフォーマー側の人気キャラがビックリマンのテイストで描かれたりと、両方のファンが思わず手に取りたくなるようなデザインでした。

実際にSNSでは「まさかこの組み合わせが見られるとは」「両方好きだから嬉しい!」という喜びの声が多数投稿され、大きな話題になりました。こうした驚きのコラボは、まさにビックリマンの日ならではの楽しみ方といえるでしょう。

2025年は「悪魔vs天使」40周年!記念シールが登場

2025年には、ビックリマンの人気シリーズ「悪魔vs天使」が誕生から40周年を迎えます。それを記念して登場するのが「悪魔vs天使 40周年スペシャルエディション」です。

この限定シールの最大の特徴は、1980年代に人気を集めた「アイス版ビックリマン」のデザインが復刻されていること。昔懐かしいデザインを、今改めて手に入れられるということで、大人になったファンたちの心をしっかり掴んでいます。

また、これらのシールは全47種類もあり、コレクション好きにはたまらない内容です。「昔集めきれなかった分を取り戻したい」「子どもと一緒に集めたい」といった楽しみ方もできるため、親子二世代で楽しめる企画としても話題を呼んでいます。

過去のビックリマンの日を賑わせた出来事

限定シールだけでなく、毎年「ビックリマンの日」には、ファンを楽しませるイベントや企画が行われてきました。その中でも特にファンの記憶に残った出来事を、ここで紹介していきます。

2020年ロッテオリオンズ×ビックリマンの衝撃

2020年に行われた企画は、当時のファンだけでなく、かつてのプロ野球ファンも巻き込んで盛り上がりました。ビックリマンの代表キャラであるスーパーゼウスが、なんとロッテオリオンズのユニフォームを身にまとったシールとして登場したのです。

ロッテオリオンズといえば、千葉ロッテマリーンズの前身となったチーム。往年の野球ファンにとっても非常に懐かしいものでした。まさに年代を超えて楽しめる企画として、「これは嬉しいサプライズ!」と喜ぶ声がSNSを中心に広がりました。

このように、ビックリマンの日は単にシールを楽しむ日というだけでなく、思い出を振り返ったり、新たな交流を生み出したりするきっかけにもなっています。

2023年、里崎智也さんの「重大発表」の正体

2023年には、元プロ野球選手で現在はスポーツ解説者として人気を集めている里崎智也さんが登場し、大きな話題を呼びました。「重大発表がある」という前フリがファンの期待を煽り、SNSではさまざまな予想が飛び交いました。

そして当日、里崎さんが発表したのは「ビックリマンPR大使」への就任でした。これにはファンも驚き、「まさにビックリマンらしいサプライズ!」「ビックリマンと里崎さんのコラボなんて予想外!」と、嬉しい驚きの声が数多く寄せられました。

この出来事からもわかるように、ビックリマンの日は毎年予測不能な楽しさを提供してくれます。

毎年注目されるイベントは公式情報をチェック

毎年「ビックリマンの日」には、限定シールや特別企画など、ファンを楽しませるイベントが公式から発表されます。

こうした情報を逃さずキャッチするためには、ビックリマンの公式サイトや公式SNSをチェックするのがおすすめです。特に公式X(旧 Twitter)では、イベント開催前からファン同士が盛り上がりを見せることも多く、リアルタイムで最新情報を楽しむことができます。

また、公式サイトでは新しいシールやイベントの詳細がいち早く告知されるため、こまめに確認するとより楽しみが広がります。ちょっとした雑学ですが、イベントの発表タイミングも「驚き」を意識しているそうで、毎回少しだけ予想を裏切る工夫が凝らされています。

ビックリマンの日に起きた小さなエピソード

「ビックリマンの日」には、公式イベントだけではなく、ファンそれぞれが独自に楽しむ小さなエピソードも数多く生まれています。

ある家庭では、ビックリマンシールをきっかけに、親子間で普段あまりないような会話が生まれました。例えば、父親が子どもに「お父さんが小学生の頃はスーパーゼウスが一番人気だったんだ」と語り始めると、子どもも興味津々になり、親子で昔のシールを探すことに。その日は家族みんなで古いシールアルバムを広げ、思い出話に花を咲かせたそうです。

このように、シールという単純なアイテムが家族のコミュニケーションを深めたり、世代を超えた交流を生むきっかけになることも珍しくありません。

雑学を話したくなったら、それもビックリマンの日

この記事で紹介してきた「ビックリマンの日」の雑学は、きっと誰かに話したくなるような内容ばかりだったのではないでしょうか。

ビックリマンの日が4月1日に制定された理由や、意外な裏話、さらにはファンを驚かせた過去のイベントなど、知れば知るほど面白く、話題に困らないエピソードが満載です。

雑学というのは、一人で楽しむだけではなく、人に伝えることでより価値が生まれます。家族や友人、同僚とのちょっとした会話の中で、この記事で得た面白い話題を共有してみてください。雑学を誰かに話した瞬間、それこそがもう一つの「ビックリマンの日」になるかもしれませんね。

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