世界で一番歌われている曲がある
世界中で最も多くの人に歌われてきた曲…それは、誕生日やお祝いの場で必ずといっていいほど登場する、あの有名な楽曲です。実はこの曲、ギネス記録に「世界で最も歌われている曲」として登録されたことも。
今回は、世界で一番歌われている曲の正体について掘り下げていきます。最後までお読みいただくと、ちょっぴり物知りになれることでしょう。
最も歌われている曲は「Happy Birthday to You」
世界中で最も歌われている曲…それは「Happy Birthday to You(ハッピーバースデートゥーユー)」。誕生日を祝う場面でおなじみのこの曲は、ギネス世界記録にも登録された実績があります。
さらに、音楽の著作権収入では歴代トップを記録するほどの人気なのだとか。カラオケの洋楽年間ランキングにおいても、1位を記録しています。
「Happy Birthday to You」は替え歌だった
「Happy Birthday to You」のルーツは、1893年にアメリカ・ケンタッキー州に住む姉妹「ミルドレッド・J・ヒル」、「パティ・スミス・ヒル」が作った「Good Morning to All(グッドモーニング・トゥ・オール)」という曲です。
Good morning to you,
Good morning to you,
Good morning, dear children,
Good morning to all.
歌詞の雰囲気はなんとなく似ていますが、意味は全然違います。もともとは幼稚園の朝の挨拶などに使われていた歌でしたが、1924年に出版された楽譜集に、無断で別の歌詞が付け加えられました。その歌詞が「Happy Birthday to You」です。やがてこの部分だけが広まり、現在の誕生日ソングとして定着していきました。
「Happy Birthday to You」を歌うときに今回の雑学を思い出してみよう!
今回の雑学を振り返ってみましょう。
「Happy Birthday to You」は、誕生日の定番ソングで、世界で最も歌われている曲としてギネス記録にも登録されています。元は1893年にヒル姉妹が作った「Good Morning to All」という歌が原曲で、後に誕生日の歌詞が加えられて広まりました。
今回の雑学、「Happy Birthday to You」を歌うときにでも思い出してみてください。もしかしたら、誕生日がもっと楽しくなるかもしれませんよ。