3月1日はなぜ『マヨネーズの日』なのか
毎年3月1日が「マヨネーズの日」だと言われても、ピンとこない人も多いかもしれません。なぜこの日が選ばれたのか、その背景を知るとマヨネーズへの親しみが一層増します。
日本で初めてマヨネーズが販売されたのは1925年。キユーピーがアメリカで親しまれていたマヨネーズに着目し、日本向けにアレンジを加えて発売しました。その3月という誕生月と、「1」が始まりを象徴することから、3月1日がマヨネーズの日として制定されたのです。
では、なぜ当時の日本でマヨネーズが広まったのでしょうか?
当時の日本では、調味料といえば醤油や味噌が主流。油を多く含むマヨネーズは、当初「高カロリーすぎる」と敬遠されることもありました。しかし、洋食文化の発展とともに、サラダのドレッシングや揚げ物のソースとして受け入れられ、少しずつ家庭の食卓に定着していきました。
マヨネーズは本当に体に悪い?
マヨネーズには「太る」「体に悪い」といったイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、実際のところはどうなのでしょうか?
「太る」「体に悪い」は勘違い?
確かに、マヨネーズはカロリーが高めの調味料ですが、それだけで「太る」とは限りません。実は、マヨネーズには卵由来のたんぱく質や、健康的な脂質が含まれています。適量を使えば、むしろバランスの良い食生活に貢献することもあります。
最近では、カロリーオフのマヨネーズや、植物性の原料を使ったヘルシーなものも増えています。使い方次第で、マヨネーズは意外と健康的な調味料になり得るのです。
好きすぎてマヨラー誕生
マヨネーズ好きが高じて「マヨラー」と呼ばれる人たちがいます。何にでもマヨネーズをかける彼らのこだわりはすごいもの。ご飯、ラーメン、スイーツにまでマヨネーズをかける人もいるとか。さらに、マヨネーズの銘柄にこだわる人もいて、「この料理にはこのマヨ!」と選ぶのだそうです。
有名人にもマヨネーズ好きを公言する人が多く、その影響でマヨラー文化が広まった面もあります。こうした背景を知ると、マヨネーズに対する見方も少し変わってくるかもしれません。
マヨネーズが主役になる日
せっかくの「マヨネーズの日」。ただ知るだけではもったいないですよね。この日をもっと楽しく過ごすために、世界のマヨネーズ料理や、企業が仕掛けるイベントをのぞいてみましょう。
世界のマヨネーズ料理を食べてみたい
日本ではお好み焼きやポテトサラダに欠かせないマヨネーズですが、世界ではまた違った使われ方をしています。
- フランスのアイオリソース:ニンニクを加えた濃厚なマヨネーズで、魚介類と相性抜群。
- アメリカのランチドレッシング:マヨネーズをベースにハーブやガーリックを混ぜたソース。サラダだけでなく、フライドポテトにつけても美味しい。
- 日本のマヨたっぷりグルメ:お好み焼きやたこ焼きはもちろん、最近ではマヨ唐揚げやマヨ寿司といった変わり種も登場。
こうした料理を食べ比べてみるのも、マヨネーズの日の楽しみ方の一つですね。
キユーピーも仕掛けるマヨネーズの日
マヨネーズの日を制定したキユーピーは、毎年さまざまなイベントを開催しています。2025年には100周年を迎えることもあり、特別な企画が続々と発表されています。
過去には、マヨネーズをテーマにしたキャンペーンや、新商品の発表なども行われてきました。マヨネーズ好きなら、今後の動向にも注目してみると面白いかもしれません。
今日の話、誰かに教えたくなった?
3月1日がマヨネーズの日と知るだけでも、ちょっとした雑学になりますよね。誰かに「ねえ、3月1日って何の日か知ってる?」と話してみてください。きっと、「そんな日があるの!?」と驚かれるはずです。
マヨネーズの由来や世界のマヨ文化、意外な活用法まで知っていれば、ちょっとした会話のネタにもなります。せっかくなら、今日学んだことを誰かにシェアしてみてください!