新幹線に『シートベルト』がない理由とは?必要ないとされる納得のワケ

雑学

新幹線にはシートベルトがない

新幹線に乗るとき、飛行機のように「シートベルトを締めてください」と言われることはありません。時速300km近いスピードで走るにもかかわらず、なぜ新幹線にはシートベルトがないのでしょうか? 実は、その理由には新幹線ならではの安全設計と驚くべき工夫が隠されていたのです。

今回は、新幹線にシートベルトが不要な理由を詳しく解説。最後までお読みいただくと、新幹線博士に一歩近づけることでしょう。

シートベルトがない理由は「急ブレーキをかけないから」

結論を述べると、新幹線にシートベルトがない主な理由は、「新幹線が急ブレーキをかけることが基本ないから」です。

新幹線は急ブレーキが必要となる、急加速や急減速を行わないよう設計されています。万が一の緊急事態の際も、安全を確保しながらスムーズに停止できるブレーキシステムが備わっているので、乗客はシートベルトをしていなくとも大きな衝撃を受ける心配がないのです。

新幹線が急ブレーキをかけなくても済む理由

新幹線が急ブレーキをかけないで済んでいる理由についても触れていきましょう。まず前提として、新幹線は電気でモーターを回し、車輪を動かして走行します。ブレーキには、摩擦を利用したディスクブレーキと電気を使ったブレーキの2種類があり、通常はこれらを併用しています。

ただ、時速約300kmで走る新幹線は、急ブレーキをかけても完全に停止するまで約4kmの距離が必要。そのため、そもそも急ブレーキをかける必要がないよう、徹底した安全対策が施されています。

まず、「ATC(自動列車制御装置)」というシステム。制限速度を超えると自動的にブレーキが作動する仕組みです。これにより、万が一前方の列車が急停止しても、新幹線同士が衝突することはありません。

さらに、日本の新幹線は専用の線路を走るため、人や車が立ち入る心配がありません。海外の高速鉄道では一般の電車と同じ線路を使うことがあり、踏切での事故が発生することもありますが、日本の新幹線は高架や柵で守られた専用線路を使用しているため、そうしたリスクがありません。

そして、この安全性を支えているのが人の力です。徹底したチェック体制により、新幹線は常に万全の状態で運行されているのです。

安心して新幹線に乗車しよう!

今回の雑学を振り返ってみましょう。

新幹線にシートベルトがない理由は、急ブレーキをかける必要がないためです。新幹線は急加速や急減速を避けるよう設計されており、万が一の緊急事態でもスムーズに停止できるブレーキシステムが搭載されています。さらに、ATC(自動列車制御装置)や専用の線路が安全性を高め、衝突のリスクを避けています。また、定期的な点検により、常に安全な状態で運行されています。

今回の雑学を参考に、安心して新幹線に乗車してください。

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