最新版!面白いギネス世界記録6選
世界のさまざまな分野の記録を認定・公開しているギネス世界記録には、「そんな挑戦の仕方もあるの?」と思わず驚いてしまうようなものがたくさんあります。
今回は、最近になって認定された世界記録の中から、面白いものを6つご紹介します!
1Lのレモンジュースをストローで飲んだ最速タイムは13.30秒
とてつもなく酸っぱい味と闘いながら世界記録を樹立したのは、ドイツのアンドレ・オートルフさん。ストローから1リットルの飲み物を飲んだ時にかかる時間を計測した記録ですが、アンドレさんが早飲みに挑戦するために使ったのは、まさかの100%レモンジュースでした!
最初に16秒という世界記録を樹立したのは2020年のことですが、2024年の初めに別の人が13.53秒を記録し、抜かれてしまっていたのだそう。そこでアンドレさんは、2024年7月に再び挑戦し、見事13.30秒で世界記録を更新してみせたのでした。
四つ葉ならぬ63枚葉のクローバーを育てることに成功
クローバーと言えば四つ葉をイメージしますが、日本人の渡辺敬晴さんが育て上げた1本のクローバーが持つ葉の枚数は、驚異の63枚です。葉っぱの数が多いクローバーを自宅の庭に持ち帰って栽培し始めてから、何年も試行錯誤を繰り返しつつ2023年に誕生させたというクローバーは、まさに苦労の結晶。
ぎゅっと集まったクローバーの小さな葉の枚数を数えきるまでには1時間以上を要したそうですが、何だかたくさんのハッピーが訪れる予感がする世界記録となったようです。
1時間で最も多くの樹木を抱きしめた本数は1123本
2024年3月にガーナ出身のアブバカル・タヒルさんが挑戦したのは、「すべて違う木を選ぶ」「木を一切傷つけない」という条件で、1時間のうちに何本の木を抱きしめられるかという不思議な世界記録です。
実はタヒルさんは環境活動家で、山林の管理について学んでいる学生でした。そのため、木が持つ自然環境への役割を伝えようとこの記録に挑戦し、1分あたりおよそ19本のペースで、合計1123本の木を抱きしめてみせたそうです。
最も長く放映されたアニメ作品は「サザエさん」の55年1日
日本では誰もが知るテレビアニメの「サザエさん」も、最も長く放映されたテレビアニメ番組として、2024年10月6日に55年1日というギネス世界記録を樹立しています。
いかに多くの人に愛され、親しまれてきたかが分かるテレビアニメは、きっとそうそう現れるものではありませんね。
女性がプランクをし続けた最長時間は4時間30分11秒
筋トレ法として有名なプランクは、地味ながらもキツいものとして有名です。しかし、カナダ在住のドナジーン・ワイルドさんは、4時間30分11秒もの間プランクをし続けました。
驚くのは、2024年3月に記録を達成した時の彼女の年齢です。2019年に記録されたタイムを約10分も上回ってみせたドナジーンさんは、58歳とのこと!すごい筋力ですね。
節分に恵方巻を同時に食べた最多人数は311人
2025年2月の節分に、埼玉・群馬を中心に展開するスーパーマーケットのベルクが企画したのは、同時に恵方巻を食べた人数でギネス世界記録に挑戦するというものでした。
西南西を向いて、無言のまま10分以内に食べきることができたのは311人。来年もまた世界記録への挑戦と更新はあるのでしょうか?
ギネス世界記録はどうやって認定されるの?
ギネス世界記録は、「計測」や「記録更新」、「証明」が可能な「世界一」のタイトルを認定しています。挑戦したいと思ったら、まずは認められない記録に当てはまっていないかの確認が必要です。
例えば、
- アルコール摂取
- 動物に害を与える可能性があるもの
- 定義づけや評価が難しい芸術作品
- スポーツの記録
- 16歳未満の子どもによる耐久記録への挑戦
- ゲームでのハイスコア記録(※認定対象となるかは個別のガイドラインによります)
などは申請を受け付けていません。他にも、申請の手順が間違っていたり、証拠品が不十分である場合も記録更新ができないことがあるので注意しましょう。
ギネス世界記録に挑戦してみよう!
今回は近年達成された世界記録の中から、面白いものを6つ厳選してご紹介しました。中には頑張れば記録の更新が目指せるものもありましたね。
もしもギネス世界記録に挑戦したいと思ったら、こういったユニークなタイトルを選んでみるのも楽しいかもしれません!